https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

国際司法裁判所(ICJ)は26日、イスラエルに対し、パレスチナ地区ガザでジェノサイド>>
(大量虐殺)を防止するためにあらゆる措置を講じるよう命じた。ただ、ジェノサイドであるかどうかの判断は示さず、戦闘停止についても言明しなかった。

南アフリカは昨年末、イスラエルがジェノサイド防止に関する条約に違反していると提訴し、イスラエルに戦闘停止の緊急措置を命じるようICJに求めていた。

ICJは、ジェノサイド防止やガザにおける人道状況改善に向けた措置を講じ、1カ月以内に進捗状況を報告するようイスラエルに命じた。ジェノサイドに関する判断には数年を要する見通し。また、イスラム組織ハマスパレスチナ武装勢力に対しては、戦闘の引き金となった昨年10月7日のイスラエル攻撃で拘束した人質を解放するよう求めた。

命令を上訴することはできないが、ICJには命令を執行するメカニズムはない。

イスラエルのネタニヤフ首相は、ICJが戦闘停止に踏み込まなかったことについて、イスラエルの「基本的自衛権」を剥奪する「法外な要求を正当に拒否した」と指摘。同時に、イスラエルがジェノサイドを行っているという主張は「虚偽か言語道断」で、「IJCがこうした主張を議論することに前向きであることは不名誉」という認識を示した。

パレスチナ外務省は「いかなる国家も法を超越することはできない」ことを改めて示す判断として歓迎。ハマス高官はロイターに対し、今回の決定は「ガザにおける犯罪の暴露」に寄与すると語った。

南アは、国際法の支配にとり「決定的な勝利」と称賛。ラマポーザ大統領は同国で行われたアパルトヘイト(人種隔離)政策に言及し、南アフリカ市民として、われわれは消極的な傍観者となるつもりはない」と言明。「民主主義を掲げ、法の支配を尊重する国家として、イスラエルが命令を順守すると期待している」と述べた。

国務省の報道官は「われわれはジェノサイドの主張に根拠はないと引き続き確信している」とし、ICJの判断は、イスラエル国際法に従い行動を取る権利があるという米国の見解と一致するという認識を示した。

欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は声明で、イスラエルハマス双方がICJの命令を「完全な形で即時順守することを望む」とした。

昨年10月のハマスイスラエル奇襲では1200人が殺害され、240人以上が人質となった。その後、ガザにおけるイスラエル軍ハマスの戦闘では2万6000人超が死亡している。

イスラエル軍によるガザ地区への攻撃が、パレスチナ人に対するジェノサイド、集団殺害などにあたるかどうかが争われている訴訟で、国際司法裁判所イスラエルに対して、判決を言い渡すまでの間、住民の大量虐殺などを防ぐためあらゆる手段を尽くすという、暫定的な措置を命じました。一方で裁判所は、焦点となっていた軍事作戦そのものの停止は命じませんでした。

この訴訟は、イスラエル軍ガザ地区で続けている軍事作戦について、南アフリカが12月、パレスチナ住民の集団殺害などにあたりジェノサイド条約に違反しているとして、オランダ・ハーグにある国際司法裁判所に訴えていたもので、判決までの暫定的な措置として軍事作戦の即時停止を命じるよう求めていました。

裁判所は26日、イスラエルに対してガザ地区の住民の大量虐殺などを防ぐため手段を尽くすことや、ガザ地区に確実に人道支援が届くようにすることなどを、暫定的な措置として命じました。

一方で裁判所は、焦点となっていたガザ地区での軍事作戦の停止までは、命じませんでした。

裁判所の命令を受けて、国際社会からはイスラエルに対してガザ地区の住民の安全を守るよう求める声が上がっていますが、一方で裁判所には強制的な執行力がないだけに、今後はイスラエルが実際に命令に従い、多くの住民の犠牲を出してきた軍事作戦のあり方を見直すかが、焦点となります。

南アフリカ国際関係・協力相「措置機能させるには停戦必要」
イスラエルがジェノサイド条約に違反しているとして国際司法裁判所に提訴した南アフリカのパンドール国際関係・協力相はハーグの国際司法裁判所の前で記者団の取材に応じ、「われわれの主張に基づいた措置が命じられたことに満足している。この措置を実行し機能させるためには停戦が必要となる」と述べ、イスラエルに対し改めて停戦の必要性を訴えました。

また、南アフリカのラマポーザ大統領は、国際司法裁判所が命じた暫定的な措置について、国民向けに演説し、「これは国際法や人権、そして正義の勝利だ。国際司法裁判所が大多数の判事の賛成で措置を命じたことを歓迎する。裁判所の命令がパレスチナの人々に苦痛を強いているこの危機を終わらせる道を開くことを願っている」と述べました。

南アフリカ政府は、パレスチナの占領や、ガザ地区の封鎖を続けるイスラエルを、かつてのアパルトヘイト=人種隔離政策と同じだと以前から非難していて、パレスチナを支持する姿勢をとっています。

イスラエル ネタニヤフ首相「ユダヤ人国家への差別 拒絶する」
イスラエルのネタニヤフ首相は、国際司法裁判所が命じた暫定的な措置について26日、動画で声明を出し「イスラエル国際法を守るのと同様に自分たちの国を守る義務も果たし続ける。このイスラエルの基本的な権利を否定することはユダヤ人の国家に対するあからさまな差別であり、拒絶する」と述べ、イスラム組織ハマスに対するガザ地区での軍事作戦はイスラエル自衛権の行使だと強調しました。

その上で「われわれはハマスに対して戦争をしているのであって、パレスチナの市民に対してではない。ハマスが市民を『人間の盾』に使おうとも、イスラエル人道支援を機能させ、市民への危害を可能な限り避ける努力を続ける」と述べ、市民の安全に配慮していく姿勢も示しました。

パレスチナ暫定自治政府 マリキ外相「暫定的な措置を歓迎」
パレスチナ暫定自治政府のマリキ外相は、国際司法裁判所が命じた措置について動画で声明を発表し、「国際司法裁判所が命じた暫定的な措置を歓迎する。各国はイスラエルガザ地区パレスチナ人に対するジェノサイド的な戦争を止める明確な法的義務を負ったことになる」と述べ、各国にイスラエルへの圧力を強めるよう呼びかけました。

国際司法裁判所とは
オランダのハーグにある国際司法裁判所は、国連の主要機関のひとつとして1945年に設立され、国連加盟国の間の紛争を国際法に基づいて解決することや、国連機関などの要請に基づき法的な問題について勧告的な意見を出すことを、目的としていて、これまでにおよそ200件の事案が付託されてきました。

このうち1996年には、裁判所は核兵器による威嚇や核兵器の使用について、「一般的に国際法に違反する」などとする勧告的意見を出しました。

また裁判所は判決を出すまでの間に訴訟の当事国に対して暫定的な命令を出すこともあり、おととし3月には、ロシアによる軍事侵攻について裁判所は「国際法に照らして重大な問題を提起している」として、ロシアに対して軍事行動の停止を求める暫定的な命令を出しましたが、ロシアはこれに応じていません。

裁判所前でパレスチナ支持者らが抗議
国際司法裁判所イスラエルに対して軍事作戦の即時停止を命じなかったことを受けて、裁判所前にはパレスチナを支持する人たちが集まり、「今すぐ停戦を」とか「ジェノサイドを止めろ」などと声をあげました。

パレスチナ出身で、ガザ地区にいる家族を亡くしたという男性は「裁判所が停戦を命じなかったことに失望した。ジェノサイドが引き続き行われることになる」と話していました。

一方、オランダで生まれ育ったエジプト系の女性は、「今回の命令でイスラエルのふるまいが変わるとは思わない」としながらも、「オランダなどイスラエルを支持してきた国に対しては今回の命令が影響力をもつことを期待する」と述べ、国際社会が民間人の被害を減らすためにイスラエルに対しより圧力をかけることに期待を示しました。

ガザ地区南部で避難生活を送る人たちからは不満の声
イスラエル軍の攻撃が続くガザ地区南部のラファで避難生活を送る人たちからは、国際司法裁判所が軍事作戦の停止を命じなかったことに不満の声が聞かれました。

このうち南部ハンユニスから避難している男性は「国際司法裁判所の判断はパレスチナの人々に不公平でイスラエル軍の利益になるものだと思う」と話していました。

また北部のガザ市から避難している別の男性は「ある国が別の国を攻撃していたら、国際司法裁判所は被害を受けている側の立場で判断をするべきだ。私には裁判所が政治的になっているように思える」と不満を訴えていました。

エルサレムに住むパレスチナ人「完璧ではないが正しい方向」
国際司法裁判所イスラエルに対して暫定的な措置を命じたことについて、エルサレムに住むパレスチナ人の男性は「ICJの決定は完璧なものではないが、正しい方向だと思います。これによってイスラエルパレスチナの人々に対する戦争犯罪者という立場におかれました」と話していました。

一方でエルサレムに住むイスラエル人の男性は「イスラエルはガザの人々ではなくハマスと戦っています。裁判所は戦争をやめるのではなく、イスラエルにジェノサイド=集団殺害をしないよう命じたということですが、イスラエル軍の行為は、ジェノサイドではないので問題はありません」と話していました。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・ICJ=国際司法裁判所・ジェノサイド防止/人道状況改善暫定措置・人質解放・命じる・戦闘停止には触れず)

国際司法裁判所の判決についてクイックに
1) ジェノサイド認定には踏み込みなし
2) 今後のジェノサイドの防止処置は要求
3) 停戦命令なし
4) イスラエル臨時判事がネタニヤフ不利の方に票を投じている

1), 3)は政治的な裁判所の限界。4)が🇮🇱国内政治として興味深い

2) の実効性が注目。ジェノサイド防止処置はすべての国に要求される。各国、フーシ派のようにとまでは言わないが、 ジェノサイド防止に向けてアクションを取らなければいけなくなる。武器を提供しているアメリカが何をするか、しないかに注目が集まる。

質問:ICJの判決に強制力はあるのか?国が従わない場合はどうなるのか?

回答:
安保理で拒否権持っている大国相手には強制力実質的になし
・実際にICJの判決について、安保理の拒否権発動して無視した実績ある国は米国

ーーー
国際司法裁判所の判決を自国の管轄区域で適用するかどうかは関係国次第であり、ほとんどの場合、関係国は国際法上の義務を履行し、これに従います。

もしある国が判決に基づく義務の履行を怠った場合、残された唯一の手段は、国連憲章に従って決議案を採決できる安全保障理事会に訴えることです。1984年、ニカラグアが米国を相手取り、米国による反政府勢力コントラへの支援に対する賠償を求めた裁判で、これは起こりました。

国際司法裁判所(ICJ)はニカラグアに有利な判決を下しましたが、アメリカはその判決を受け入れることを拒否しました。その後、ニカラグアはこの問題を安全保障理事会に持ち込みましたが、関連決議は米国が拒否権を発動し否決されました。
https://news.un.org/en/story/2024/01/1145392

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリーニ事務局長は26日、昨年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲に関与した疑いのある職員数人に対する調査を開始したと明らかにした。

ラザリーニ事務局長は、UNRWAのスタッフがイスラエルに対する恐ろしい攻撃に関与した疑いに関する情報をイスラエル当局から提供された」とし、直ちに契約を解除し、調査に乗り出したと明らかにした。関与した疑いの詳細については踏み込まなかった。

国連のデュジャリック報道官によると、グテレス国連事務総長は「このニュースに衝撃を受けている」とした上で、「UNRWAに対する緊急かつ包括的な独立した精査が行われる」と述べた。

国務省のミラー報道官は、UNRWAの職員12人がハマスの奇襲に関与したという疑いを踏まえ、「疑いを精査し、国連が問題の対応に向けた措置を講じる間、同機関への追加資金拠出を一時的に停止した」と明らかにした。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・UNRWAラザリーニ事務局長「スタッフがイスラエルに対する恐ろしい攻撃に関与した疑いに関する情報をイスラエル当局から提供された」「直ちに契約を解除し、調査に乗り出した」・米国務省ミラー報道官「UNRWAの職員12人がハマスの奇襲に関与したという疑いを踏まえ、疑いを精査し、国連が問題の対応に向けた措置を講じる間、同機関への追加資金拠出を一時的に停止した」)

アメリカ政府はパレスチナガザ地区などへの人道支援を続けるUNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関の複数のスタッフが、去年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃に関与した疑いがあるとして、追加の資金の拠出を一時、停止することを明らかにしました。

UNRWAは26日、去年10月のハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃に複数のスタッフが関与した疑いがあるとする情報提供がイスラエル側からあったとして、調査を始めると明らかにしました。

アメリ国務省は26日、あわせて12人の関与が疑われると強い憂慮を示したうえで、「UNRWAパレスチナ人に対する食料や医薬品などさまざまな人道支援で重要な役割を果たしており、適切な措置をとることが大切だ」として、必要な措置が講じられるまでの間、機関への追加の資金の拠出を一時停止することを明らかにしました。

また、ブリンケン国務長官は25日、国連のグテーレス事務総長と電話で会談し、迅速な調査の必要性を強調したということで、国務省イスラエル政府にもさらなる情報を求めているということです。

アメリカはUNRWAに対して最も多くの資金を拠出している国で、ガザ地区での危機的な人道状況が続くなか、今後の支援への影響が懸念されます。

UNRWA調査開始を表明
UNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関は、ガザ地区を実効支配するハマスが去年10月7日、イスラエルに奇襲攻撃を行った際に、UNRWAの複数のスタッフが関与した疑いがあるとする情報提供がイスラエル側からあったとして、調査を始めることを26日、明らかにしました。

UNRWAのフィリップ・ラザリーニ事務局長は26日、声明を発表し、人道支援を届けるUNRWAの力を守るため、これらのスタッフとの契約を直ちに打ち切ることを決めた。また、遅滞なく真実を明らかにするために調査の開始を決定した。テロ行為に関与したスタッフは刑事訴追を含め、責任を問われることになる」とコメントしました。

その上で、「UNRWAは10月7日の忌まわしい攻撃を改めて最も強いことばで非難する」として、ガザ地区に捕らえられている人質全員の即時かつ無条件の解放を求めました。

また、「戦争が始まって以来、ガザ地区で200万人以上がUNRWAが提供する支援に依存する中、今回の衝撃的な疑惑が発覚した。国連の基本的な価値観を裏切る者は、ガザ地区だけでなく、地域全体や世界中で私たちが奉仕する人々をも裏切ることになる」としています。

国連 グテーレス事務総長 緊急に独立調査行うと表明
国連のグテーレス事務総長は26日、UNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関の複数のスタッフがハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃に関与した疑いについて、報道官を通じて声明を発表しました。

この中で、グテーレス事務総長は「このニュースにがく然としており、ラザリーニ事務局長に対し、早急に調査するよう命じた。この攻撃や、その他の犯罪行為に関わったことが明らかになったスタッフについては、直ちに解雇され、刑事訴追を含めた責任を問われなければならない」として、緊急に独立した調査を行うと明らかにしました。

また、国連本部で会見した報道官は「多くの人たちがUNRWAの支援に頼っており、人道的な活動を続ける必要がある。多くの命がかかっている」と話し、ガザ地区での支援活動を継続することを強調しました。

イスラエルの治安担当閣僚会議は27日までに、パレスチナ自治政府が税収などをパレスチナ自治区ガザ地区に融通した場合、自治政府向けの資金を凍結する権限を極右政党トップのスモトリッチ財務相に付与することを認めた。

財務相はこの後、イスラエル通貨であるシェケルは一文たりともガザに届かないと強調した。

現行の合意事項ではイスラエル自治政府に代わってパレスチナの輸出入に関係する税収を徴収する。ただ、ガザを実効支配するイスラム組織「ハマス」がイスラエルに大規模奇襲を仕掛けた昨年10月7日以降、この税収の全額を引き渡すことを拒んでいる。

税収は自治政府の公務員の給料や引退した住民の年金などの用途に充てられていた。

イスラエルが集めるこれら税収などは現在、三者ノルウェーにいったん送金され、その後は自治政府が本拠を置くパレスチナ自治政府ヨルダン川西岸のラマラに差し向けられる仕組みとなっている。

イスラエル首相府の声明によると、ガザ向けの資金はノルウェーの関係機関で送金が止まり続けるとした。この送金凍結に関しては米国とノルウェーが管理などを支援するとしている。

「何らかの違反が見つかった場合、イスラエル財務相は即座に自治政府へ送るはずだった資金を凍結する」とも述べた。

自治政府の主要勢力である政治組織「パレスチナ解放機構」(PLO)幹部はこのイスラエル側の措置に即座に反発。違反行為であるとし、これを止めるための国際社会の圧力を期待した。

スモトリッチ財務相は対パレスチナ政策で強硬論を吐いており、最近はガザ住民の自発的な移住や同地区へのイスラエル人の入植を唱え物議を醸していた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・イスラエル治安担当閣僚会議「パレスチナ自治政府が税収などをパレスチナ自治区ガザ地区に融通した場合、自治政府向けの資金を凍結する権限を極右政党トップのスモトリッチ財務相に付与する」)

国連人道問題調整事務所(OCHA)は27日までに、軍事衝突が依然続くパレスチナ自治区ガザ地区の最新情勢に触れ、ガザの総人口の半分以上が南部のラファ地域に押し寄せ、公衆衛生の悪化や募る空腹感に襲われていると報告した。

ラファ地域に身を寄せている住民は130万人を超えると伝えた。ガザの総人口は200万人超となっている。ラファはエジプトと境界線を接し、検問所もある。

OCHAは居場所を失った数十万人規模の住民がラファや南部ハンユニス市で路上生活を強いられ、食料、飲料水、医薬品や適切な避難場所の確保がほとんどできていないと指摘。水不足は衛生状況のさらなる劣悪につながり、降雨で固形の汚物などが流出する弊害も出ているとした。

OCHAの報告書は、下痢の症状の訴えは約15万8000件に上ったとする世界保健機関(WHO)のデータも引用。ガザの行政当局は、管理できない固形の汚物などの量は約5万トンに達したともみている。

帰るべき自宅を失った住民は65万人を超え、家屋などの損傷がひどいため即座の帰宅が不可能な住民はより多数になると分析。住宅施設の破壊によって生じた残骸は約800万トンにも増え、これを取り除くには3年以上の年月を要するとも推定した。

ガザ行政当局が管理する井戸を通じた水の入手能力は、ガザで交戦が始まった昨年10月7日以前の1日あたりのくみ出し量の約10分の1になっているという。

軍事衝突が勃発する前にガザ全土で97店あったパン屋のうち業務を続けられているのは15店だけで、北部では皆無とも伝えた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・ガザ住民の半数以上が南部ラファに密集)

イスラエル軍は、ハマスの重要な拠点があるとするガザ地区南部ハンユニスへの攻撃を続け、26日も空爆ハマスの拠点や武器庫などを破壊したと発表しています。

ガザ地区の保健当局は26日、イスラエルの攻撃でこれまでに2万6083人が死亡したと発表しました。

こうした中、カタールやエジプトの仲介で人質の解放や戦闘の休止に向けた交渉が進められています。

アメリカの有力紙ワシントン・ポストは、数日中にCIA=中央情報局のバーンズ長官がヨーロッパを訪問し、イスラエルの情報機関のトップやカタールの首相などと面会して協議すると伝えていて、交渉の進展に向けた働きかけを強めるものとみられます。

イスラエルの有力メディア、ハーレツは、イスラエルハマスの双方が、戦闘を35日間休止し、人質の解放と引き換えにイスラエル側が収監しているパレスチナ人を釈放することで大筋では一致していると伝えていますが、完全な停戦を合意に盛り込むかという点で、双方の主張の隔たりは大きいと見られています。

こうした中、ハマスは26日、人質だとする3人の女性が解放を訴える映像を新たに公開するなど、イスラエル側に対して停戦に応じるよう揺さぶりをかけています。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・人質女性3人が解放を訴える映像公開)

パレスチナガザ地区イスラエル軍ハマスの激しい戦闘が続く中、アメリホワイトハウスは、バイデン大統領が26日に、交渉の仲介役を務めるカタールのタミム首長とエジプトのシシ大統領と相次いで電話で会談したと発表しました。

会談はハマスに拘束されている人質の解放と戦闘の休止に向けた協議が主な目的だったということで、バイデン大統領みずからが調整にあたった形です。

ただ、ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は26日の記者会見で、「われわれは前進を望んでいるが、近いうちに何らかの進展があるとは期待すべきではない」と述べ、イスラエルハマスの間で合意に達するには、さらに時間がかかるという認識を示しました。

アメリカメディアはCIA=中央情報局のバーンズ長官が数日中にヨーロッパを訪問し、イスラエルの情報機関のトップなどと面会して協議すると伝えていて、調整が続く見通しです。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・バイデン大統領・仲介役カタールのタミム首長/エジプトのシシ大統領・相次いで電話会談・NSCカービー戦略広報調整官「われわれは前進を望んでいるが、近いうちに何らかの進展があるとは期待すべきではない」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・J_Sato「封鎖されていたのは🇮🇱関連船舶だけだったのを、米英が空爆することで、🇺🇸🇬🇧関連船舶も紅海を運航できなくなった」)

🇾🇪イエメン首相🗣️私達は🇻🇳ベトナムで戦争をして敗北した🇺🇸米国の歴史に従ってきた。

🇰🇵🇰🇷朝鮮戦争にも参戦し敗北した。
🇮🇶イラクと🇦🇫アフガニスタンに参戦し敗北した。

1979年にイスラム国が誕生して以来、🇮🇷イランを包囲したが敗北してきた。

我々は米国が参戦するすべての戦いで敗北する事に国家、歴史、そして未来を賭けているのだ。

アル・アクサの洪水が始まった後、西側政権は崩壊した。

道徳、人間の自由、国際人道法、正義、平等といった彼らのスローガンはすべて崩壊した。

ガザ地区への侵略と封鎖は終わらせなければならず、
海上での作戦も終了する。

メディアの嘘については過去のように通用しないだろう。🐸

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・イエメン首相「我々は米国が参戦するすべての戦いで敗北する事に国家、歴史、そして未来を賭けているのだ」「道徳、人間の自由、国際人道法、正義、平等といった彼らのスローガンはすべて崩壊した」「メディアの嘘については過去のように通用しないだろう」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・112日目②)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・113日目①)