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イスラエルのニル・バルカト経済産業相は26日、イスラム組織ハマスとの軍事衝突による経済的な打撃にもかかわらず、イスラエルパレスチナ自治区ガザでの戦争に勝利し、ハマスの排除に全力を尽くすと述べた。

バルカト氏はネタニヤフ首相率いる「リクード」に属し、ネタニヤフ氏の後継候補の1人。世界貿易機関WTO)の閣僚会議に出席するために訪れているアラブ首長国連邦(UAE)でロイターに対し「われわれは戦争で勝利することにコミットしている。いかなる代償を払っても、われわれは勝利する」と述べ、国家安全保障がイスラエル経済にとって不可欠との考えを示した。

また、この日にサウジアラビアの経済産業担当相と会談したと明らかにした。イスラエルと国交のないサウジはこの会談についてコメントしていない。

バルカト氏は週内にUAEの複数の関係閣僚と会談すると明らかにし、「イランやヒズボラハマスに対抗するために、世界の平和的な国々との協力を一段と深めていく」と語った。

サウジアラビアイスラエルの閣僚が26日に世界貿易機関WTO)会議の場で交流したとされる動画が出回っていることについて、サウジは相手の素性を把握していなかったと説明した。

国営サウジ通信(SPA)はサウジ筋の話として、カサビ商業相がナイジェリア閣僚と並んで立っていた際に「見知らぬ人物がカサビ氏に近付いてあいさつした」と報道。「(この人物は)後にイスラエル占領政府の経済相だと名乗った」という。

イスラエルのバルカト経済産業相はこれに先立ち、この交流について言及し、両国は「共に歴史をつくる」ことができるとの自信を示した。同相のオフィスが明らかにした。

正式な外交関係がないサウジとイスラエルの閣僚同士の交流は異例。米国は両国の国交正常化を模索している。

ヨルダンのアブドラ国王は26日、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへに対する地上作戦の危険性を警告し、ガザ地区の民間人の保護に向け即時停戦を改めて訴えた。

アブドラ国王はまた、パレスチナ国家樹立に道筋をつけることが紛争解決の唯一の道になるとの考えを示した。


イスラエルは26日、パレスチナ自治区ガザでのジェノサイド(大量虐殺)防止措置に関する報告書を国際司法裁判所(ICJ)に提出した。イスラエル当局者が明らかにした。

ICJは南アフリカによる提訴を受け、先月26日にイスラエルに対しガザ地区でのジェノサイドを防止するためにあらゆる措置を講じるよう命じていた。

イスラエルはこの判断を受け、期限の数時間前に報告書を提出。当局者は報告書の詳細については明らかにしなかった。

イスラム組織ハマスとの戦闘休止と人質解放をめぐる交渉をめぐってイスラエルの交渉団が追加の協議を行うため仲介国のカタールに到着したとイスラエルのメディアが伝えました。ハマスが求める完全な停戦をイスラエル側はあくまでも拒む姿勢を示していて、ハマス側の対応が注目されます。

イスラエルハマスの戦闘休止と人質解放をめぐる交渉は、23日からフランスのパリイスラエルアメリカ、それにカタールなどの仲介国が協議を行い、イスラエル側はおよそ40人の人質の解放を条件に6週間、戦闘を休止する案に同意したと報じられています。

さらに追加の協議がカタールで行われることになり、イスラエルの有力メディア、ハーレツはイスラエルの代表団が26日、カタールに到着したと伝えました。

イスラエルとしては、解放される人質を具体的に決めたい考えですが、協議をめぐってこれまでのところハマス側の動向は伝えられていません。

ネタニヤフ首相は、ハマスが求める完全な停戦をあくまでも拒む姿勢を示していて、双方の隔たりは依然として大きいと見られ、交渉が進展するのか、不透明な情勢です。

一方、パレスチナ暫定自治政府ではシュタイエ首相が26日「ガザ地区の新たな現実を踏まえた政治的取り決めが必要だ」として内閣総辞職を表明しました。

アメリカなどはガザ地区での戦闘終結後、改革を経たパレスチナ暫定自治政府ガザ地区を統治するべきだとの考えを示していて、今回の内閣総辞職はその改革に向けた動きとみられています。

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バイデン米大統領は26日、イスラエルイスラム組織ハマスによるパレスチナ自治区ガザでの戦闘について、3月4日までの停戦入りを望んでいると表明した。

訪問先のニューヨークで記者団に「国家安全保障担当補佐官によると(合意は)近い。まだ、妥結はしていない。私は4日までの停戦(合意)を望んでいる」と語った。

イスラエルハマスは26日、カタールで仲介国を通じた協議を行った。双方が同じ都市で仲介者と個別に交渉を行ったことは、イスラエルハマスの休戦案を拒否した2月上旬以降で、最も協議が進んだ段階にあることを示唆している。

米政府当局者によると、米交渉団はイスラム教のラマダン(断食月)が3月10日に始まる前に停戦と人質解放で合意するよう強く働きかけてきた。イスラエルカタールの会合で楽観的な見方が浮上したようだと語った。

ただ、公には双方ともかけ離れた立場を示している。ハマスの最高指導者ハニヤ氏はカタールのタミム首長と会談後、停戦実現に向けた仲介国の努力を受け入れるとする一方、イスラエルが時間稼ぎをしていると非難した。

イスラエルのネタニヤフ首相は合意の用意があるとしつつ、ハマス側が「突飛」な要求を取り下げるかどうか次第だと米FOXニュースで述べた。

カタール政府はタミム首長が「即時かつ恒久的な停戦合意」を仲介する取り組みについて、ハニヤ氏と協議したと明らかにした。

関係筋によると、イスラエルは軍と情報機関モサドの職員で構成する代表団をカタールに派遣した。現地での交渉を支援する本部を設置し、ハマス側が釈放を求めるパレスチナ人の身元審査などを行うという。

イスラエルには同盟国である米国から早期に停戦に合意してガザ最南部ラファ侵攻を避けるよう圧力がかかっている。

ただ、ネタニヤフ首相はラファ侵攻を引き続き計画していると表明。米国に止められても攻撃するのかとの問いには「われわれは(ラファに)入る。自らの意思で決定するのは当然だ。民間人を避難させるという前提で現地に入る」と語った。

イスラエルイスラム組織ハマスとの戦闘休止などをめぐる交渉について、アメリカのバイデン大統領は近く双方が合意し、週明けの3月4日にも戦闘休止が始まることに期待を示しました。ただ、双方の主張には依然として大きな隔たりがあるとみられ、合意に至るかどうかは不透明な状況です。

イスラエルハマスの戦闘休止と人質解放をめぐる交渉は、23日からフランスのパリでイスラエルアメリカが、カタールなどの仲介国と協議を行い、イスラエル側はおよそ40人の人質の解放を条件に6週間戦闘を休止する案に同意したと報じられています。

また、追加の協議が行われることになり、イスラエルの有力メディア、ハーレツはイスラエルの代表団が26日、カタールに到着したと伝えました。

こうした中、アメリカのバイデン大統領は26日、訪問先のニューヨークで記者団に対し「交渉は終わっていないが戦闘休止は近いと聞いている。来週月曜日には戦闘休止が始まることを望んでいる」と述べ、近く双方が合意し、3月4日には戦闘休止が始まることに期待を示しました。

ただ、これまでイスラエルのネタニヤフ首相は、ハマスが求める完全な停戦をあくまでも拒む姿勢を示していて、双方の隔たりは依然として大きいと見られ、合意に至るかどうかは不透明な状況です。

イスラエル軍は26日、レバノンのベカー渓谷を攻撃し、同国の親イラン武装組織ヒズボラのメンバーを少なくとも2人殺害した。レバノン筋が明らかにした。昨年10月にヒズボラとの敵対関係が強まって以来、レバノン領内に最も深く侵入した攻撃となった。

イスラエル軍は自国ドローン(無人機)の撃墜に対抗し、戦闘機でベカー渓谷のヒズボラ防空設備を攻撃したと発表。ヒズボラはこれに先立ち、地対空ミサイルで無人機を撃墜したと明らかにしていた。

ヒズボラ系テレビ局アルマナルによると、ヒズボラゴラン高原にあるイスラエル軍司令部に向けて60発のロケット弾を発射して反撃。イスラエル軍の報道官は、レバノンからゴラン高原に向けて数十発のロケット弾が発射されたと述べた。

イスラエル軍空爆の動画を投稿し、標的はイスラエルに向けたミサイル発射などを主導したハッサン・ホセイン・サラミ氏だと指摘。「レバノン領空での作戦を含め、テロ組織ヒズボラの脅威からイスラエル国家を守るための作戦を継続する」とした。

国連のグテレス事務総長は26日、国連安全保障理事会イスラエルイスラム組織ハマスの軍事衝突のほか、ロシアによるウクライナ全面侵攻に対応できていないことを巡り、理事国間に分断があることで権威が致命的に損なわれているとし、安保理改革の必要性を訴えた。

グテレス事務総長はジュネーブで開かれている国連人権理事会の冒頭で、安保理が最も重要な平和と安全保障の問題について行動できないことがしばしばあると指摘。「ロシアによるウクライナ侵攻や、10月7日のハマスによる攻撃を受けたイスラエルによるガザ地区での軍事行動に対し安保理は結束を欠き、権威が致命的に損なわれている」とし「安保理の真剣な改革が必要になっている」と述べた。

ただ詳細については明らかにしなかった。

ガザ地区を巡っては、最南部ラファが人道援助活動の中核になっているとし、イスラエル軍が本格的にラファを攻撃すれば壊滅的な結果がもたらされると警告。イスラエル軍によるラファへの本格攻撃で避難している100万人以上のパレスチナ市民が脅かされるだけでなく、国連の支援プログラムが壊滅的な打撃を受ける」と懸念を示した。

#1レスチナ(ガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・140日目②)

パレスチナ自治区ガザでイスラエルと戦闘を続けるイスラム組織ハマスは、全ての軍事行動の40日間停止やパレスチナ人の囚人とイスラエル人の人質の交換を含む提案の草案を受け取った。パリで行われているガザ停戦協議について知る関係者が27日、ロイターに明らかにした。

停戦案には、ガザの病院や食料品店の修復のほか、毎日500台の援助トラックがガザに入るとともに避難民にテントや仮設住宅を提供するなどの内容となっている。

人質交換では、ハマスイスラエル人の女性や子ども、病人など人質40人を解放するのに対し、イスラエル側はパレスチナ人の囚人約400人を再逮捕しないとの約束の下で釈放すると定めているという。

仲介国は多数の避難民がいるガザ最南部ラファへのイスラエルの地上侵攻を回避するために、停戦に向けた取り組みを加速してきた。

バイデン米大統領はNBCの番組に出演し、イスラエルイスラム教のラマダン(断食月)期間中にガザで軍事活動を行わないことに合意したと述べた。ラマダンは3月10日夜に始まり、4月9日夜に終了する見込み。

ハマス壊滅作戦を強化する前にパレスチナ人がラファから退避できることをイスラエルが約束したとも明かした。

パリで行われているパレスチナ自治区ガザ停戦協議について、情報筋は27日、イスラム組織ハマスが提案の草案を受け取ったと明らかにした。全ての軍事行動の40日間停止やパレスチナ人の囚人とイスラエル人の人質の交換が含まれる。

関係筋がロイターに提供した文書によると、第1段階として40日戦闘を停止する。拘束されているパレスチナ人と人質の交換は全体で10対1の比率となる。

また以下の項目が含まれる。

双方とも軍事作戦を完全に停止する。

ガザ上空の航空偵察活動を1日8時間停止する。

女性、19歳以下の子ども、50歳以上の高齢者、病人を含む全てのイスラエル人の人質40人と引き換えに、10対1の比率に基づいて約400人のパレスチナ人を釈放する。

兵役年齢の男性を除く全ての避難民をガザ地区北部に段階的に帰還させる。

第1段階を開始した後、イスラエルガザ地区の人口密集地から離れた場所に軍を再配置する。

1日当たりトラック500台分の人道援助をガザに搬入することを約束する。

テント20万張とトレーラーハウス6万戸を提供する。

ガザ地区における病院とパン店の再建を許可する。そのために必要な機器の搬入を直ちに許可し、これらの目的のために合意した量の燃料を輸送する。

イスラエルはがれきの撤去や他の人道目的での重機や機材の搬入に同意し、これらの目的に必要な燃料を輸送する。ハマス側はイスラエルを脅すためにこれらの機械や設備を使用しないことを約束する。

第1段階で合意された取り決めは第2段階には適用されず、その後の個別交渉の対象とする。

イスラエルイスラム組織ハマスの間で続く戦闘の休止をめぐる交渉についてロイター通信は、ハマス側が人質40人を解放することを条件に、イスラエルも刑務所に収容しているパレスチナ人およそ400人を釈放するといった具体的な内容を報じました。
ただ双方が合意に至るかは不透明な状況です。

ガザ地区では27日も南部ラファやガザ市を中心にイスラエル軍による空爆などが続いていて、現地の保健当局は、これまでの死者は2万9878人にのぼると発表しました。

イスラエルハマスの間ではカタールなどを仲介国として戦闘の休止や人質の解放をめぐる交渉が続けられています。

ロイター通信は27日、関係者の話としてハマスイスラエルと仲介国からの提案を受け取ったと伝えています。

それによりますと戦闘を40日にわたって休止し、その間にハマスが女性や高齢者などの人質40人を解放する一方、イスラエルも刑務所に収容しているパレスチナ人およそ400人を釈放するということです。

またガザ地区に対し、1日当たりトラック500台分の支援物資を搬入することなども盛り込まれているとしています。

アメリカのバイデン大統領は26日、訪問先のニューヨークで「交渉は終わっていないが戦闘休止は近いと聞いている」と述べ近く交渉がまとまり、週明けの来月4日までに戦闘の休止が始まることに期待を示しました。

ただハマス側は27日「優先すべきはイスラエル軍の侵略を止めることで、人質の解放はその後だ」とする声明を出したほか、イスラエル側も完全な停戦は認めない姿勢で、双方が戦闘の休止で合意に至るかどうかは依然として不透明な状況です。

#1レスチナ(ガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・141日目①)