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北朝鮮キム・ジョンウン金正恩)総書記は軍の砲撃訓練を7日、視察しました。
訓練を実施した部隊には敵の首都を射程に収める長距離砲が配備されているとしていて、韓国の首都圏への攻撃を想定した訓練の可能性があります。

8日付けの北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン総書記が軍の部隊による砲撃訓練を7日、視察したと伝えました。

訓練は砲兵の戦闘動員態勢と実戦能力を向上させるために行われたとしていて、公開された写真には、海沿いに並べられた移動式発射台から一斉に砲撃する訓練のもようが写っています。

この部隊には敵の首都を射程に収める長距離砲が配備されているとしていて、韓国の首都圏への奇襲攻撃などを想定した訓練の可能性があります。

訓練を視察したキム総書記は「すべての砲兵部隊が実戦に入ったら、すぐに迅速な打撃で主導権を握ることができるよう、砲兵の威力を引き続き、強化すべきだ」と指摘しました。

キム総書記は6日も軍の部隊による実戦形式の訓練を視察していて、朝鮮半島有事を想定して今月4日から定例の合同軍事演習を行っているアメリカ軍と韓国軍に対抗する姿勢を鮮明にしています。

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北朝鮮の人権状況について国際的な人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は、北朝鮮当局が新型コロナ対策として2020年から始めた国境管理の強化によって、人権状況がさらに悪化しているとする新たな報告書をまとめました。

国際的な人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は北朝鮮当局が新型コロナ対策として2020年から国境管理を強化した影響について報告書をまとめ、7日、発表しました。

報告書では、北朝鮮北部の中国との国境の6つの地域を衛星写真で分析した結果、2020年から去年までの間に少なくとも合わせて500キロに及ぶフェンスが新たに設置されたとしています。

新たに設置されたフェンスのそばには、国境警備のための監視所などの施設が6820か所で確認され、こうした施設は2019年と比べて20倍に増加したとしています。

フェンスは平均すると110メートルに1か所、配置されていることになり、脱北者などへの聞き取り調査などによると、警備にあたる兵士たちは国境に近づく人をみたらすぐに発砲するよう指示を受けているということです。

報告書は「過度で不必要な措置は一部が現在も続けられ、北朝鮮の国民は生き延びるために必要な食料などを手に入れられなくなっている」として、「もともと深刻だった人道状況はさらに悪化している」と指摘しました。

そして、「北朝鮮の政権は国民のための社会サービスより、核・ミサイル開発を優先させてきた」と非難し、「各国はキム・ジョンウン金正恩)氏に対し、組織的な人権侵害を終わらせるよう圧力をかけるべきだ」と訴えました。

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