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バイデン米大統領は8日、パレスチナ自治区ガザでの戦闘休止について、10日に始まるイスラム教のラマダン(断食月)前の合意は「厳しそうだ」と述べた。

バイデン氏はまた、戦闘休止がない場合のエルサレムでの暴力を懸念していると述べた。

バイデン米大統領イスラエルのネタニヤフ首相に対し、パレスチナ自治区ガザへの人道支援物資の搬入を巡る問題で「カム・トゥー・ジーザス(Come to Jesus)ミーティング」を行うと伝えたことが分かった。民主党関係者がソーシャルメディアに動画を投稿した。

カム・トゥー・ジーザスとは米国の表現の一つで、無遠慮な会話を意味する。

動画ではバイデン氏が7日夜に連邦議会議事堂で民主党のマイケル・ベネット上院議員、ブリンケン国務長官、ブティジェッジ運輸長官と会話する様子が映されており、ベネット氏がガザへの人道支援を拡大するようイスラエルに働きかけ続ける必要があると話している。

バイデン氏は動画の中で「私はビビ(ネタニヤフ氏の愛称)に、あなたと私はカム・トゥー・ジーザス・ミーティングを行うだろうと伝えた」と述べた。

国務省のミラー報道官は9日までに、米国が供与した兵器を人権侵害行為に用いないことを約束する書簡への署名をイスラエルに求めたことを明らかにした。

記者会見で、書面上でのこの約束はイスラエルに限って求めたわけでなく、米国の軍事支援を受ける全ての国が対象になっていると指摘。

書簡では米国の軍事援助を受ける諸国に対しまず第一に戦時国際法の順守事項の尊重、第二に人道支援の便宜を図り、これを意図的に阻止したり規制したりしないことの保証を求めたとした。

これら諸国が返答する期間は45日間に設けているともした。

パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘ではイスラエルの作戦遂行のあり方への是非を問う声が国際的に強まっている。住民らの死亡者が3万人超となった現実もあり、米政府当局者は犠牲者数を減らす対応策をイスラエル側に再三求めてもいる。

連邦議会内ではイスラエルへの軍事援助に条件をつける意見も広がっている。イスラエルはガザでの交戦で次の舞台を最南部ラファ市への侵略と見据えているともされ、一層の死者発生への懸念も国際社会で深まっている。ラファ市には現在、ガザ各地で居場所を失った住民ら100万人以上が押し寄せているとされる。

ミラー報道官は先に、イスラエルに引き渡した米国製の兵器が民間人にもたらしている被害程度を検証していることも明らかにしていた。

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米英EUが兵器を供給するイスラエル軍が、ガザの住宅地を爆破し、住宅に無差別発砲して楽しんでいる。

イスラエル軍が建設中のパレスチナ自治区ガザ地区を南北に二分する道路が地中海岸に到達したことが、CNNによる衛星画像の分析で明らかになった。イスラエルの当局者によると、今後数カ月、場合によっては数年にわたってガザを管理する治安計画の一環だという。

3月6日の衛星画像には、ガザ地区を東西に走る建設中の道路が写っている。道路はガザ地区イスラエルの境界を起点に幅約6.5キロの地区内を突っ切り、ガザ市を含む地区北部と南部を分断。CNNの分析によると、約2キロは既存の道路を含むが、残りは新設された道路とみられる。

イスラエル国防軍(IDF)はCNNに対し、「一帯に作戦の足場」を設け、「兵たん設備や部隊の通行」を可能にする目的で道路を使用していると説明。工事の完了についての質問には、この道路は戦闘開始前から存在しており、装甲車で損傷したために「修理」を行っているところだと話した。

イスラエルのネタニヤフ首相は先月23日、戦時内閣に対し、イスラム組織ハマス追放後のガザの構想を公表した。そこにはガザ地区の「完全な武装解除」や、治安・民政・教育の体制を刷新することも含まれる。

ガザ地区に住むパレスチナ人からは、イスラエルに占領されていた2005年以前の時期を念頭に、戦後の治安計画で移動の自由をさらに制限されることへの懸念が出ている。05年当時は村と村の間に検問所が置かれ、入植地同士やイスラエル領との間をつなぐ専用のバイパス道路が建設されている状態だった。

この道路はかつてガザにあったイスラエルの入植地の名前を取って「ネツァリム回廊」と名付けられている。ガザ地区を南北に走る主要道路2本の一つ「サラハディン通り」と交差し、戦略的な中央交差点を形成する。衛星画像からは、地中海沿岸を走る「ラシード通り」と接続している様子もうかがえる。

パレスチナ人はCNNに対し、2005年以前に存在した「ネツァリム交差点」を思い出させると語った。当時の交差点はほぼイスラエルの入植者しか使用できなかった。

イスラエルのシクリ・ディアスポラ相によると、道路は少なくとも1年間使用される見通し。3本の車線からなり、1本は重戦車や装甲車、1本はより軽量の車両、もう1本は高速移動に使用される。

「ネツァリム回廊」を使えば、ガザ地区に近いイスラエルキブツ(農業共同体)から地中海まで車で7分で移動できるようになる可能性があるという。

イスラエルイスラム組織ハマスの戦闘が続くガザ地区への支援として、EUヨーロッパ連合アメリカなどと調整を進めてきた海からの支援物資の輸送を今週末にも始めたい考えを示しました。一方、アメリカ側は搬入開始まで数週間かかるとしていて、迅速に届けられるかが焦点となっています。

イスラエルハマスとの戦闘の休止をめぐる交渉はいったん中断され、ガザ地区では8日も戦闘が続き、地元の保健当局はこれまでに3万878人が死亡したと発表しました。

人道状況が日増しに悪化する中、アメリカやヨルダンなどは空から物資の投下を行っています。

地元の当局は8日、投下された物資が住民にあたって5人が死亡したとしていて、支援の難しさを改めて突きつけています。

こうした状況の中、EUヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長はアメリカなどと調整を進めてきた海からの支援物資の輸送を今週末にも始めたい考えを示しました。

ただ、アメリカのホワイトハウスの高官は7日、記者団に対し、実際の搬入開始まで数週間かかるとしていて、迅速に届けられるかが焦点となっています。

一方、イスラエル軍は、先月29日にガザ地区で支援物資を運ぶトラックを待つ100人以上の住民が死亡したとされることについて報告書の概要を8日発表しました。

この中でイスラエル軍は、およそ1万2000人がトラックに詰め寄り、群衆事故が起きたなどとした上で数十人が近づいてきたため、警告射撃のあと、脅威を取り除くため正確に発砲したと主張し、発砲について認めました。

パレスチナ暫定自治政府SNSで、この報告書を認めないとした上で「独立した国際調査を求めた国々がその責任を果たすのを待つ」とし第三者による検証が必要だと訴えました。

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イスラエル軍のハガリ報道官は、死者の多くは群衆がトラックに殺到した際に将棋倒しになったとする当初の見解を改めて示した。

さらに「われわれの部隊が威嚇射撃を行い退却を始めた後、数人の略奪者が近づき、差し迫った脅威になった」とし、兵士が発砲したと説明。外部専門家による独立調査が開始されたと明らかにした。

ガザ地区では戦闘休止の見通しが立たないなか人道状況が日増しに悪化し、地元の保健当局は、新たに子ども3人が栄養失調や脱水症状で死亡したと発表しました。

空からの支援物資の投下に加え海からの輸送も準備が進められていますが、最も効率的な陸路での物資の搬入を増やすべきだという声もあがっています。

ガザ地区では9日にかけてもイスラエル軍による攻撃が続き、地元メディアは、避難者などおよそ150万人が集中する南部のラファで集合住宅が空爆され多数の住民がけがをしたほか、近くのハンユニスでも、空爆によるけが人が出ていると報じています。

アメリカのバイデン大統領は、8日、イスラエルイスラム組織ハマスとの交渉について、3月10日ごろに始まるイスラム教の断食月ラマダンまでに戦闘の休止が実現するのは厳しいという認識を示しました。

人道状況が日増しに悪化する中、地元の保健当局は8日、新たに子ども3人が栄養失調や脱水症状によって死亡し、これまでの死者は23人に上ったと発表しました。

食料不足を改善するため、空からの支援物資の投下も行われていますが、8日には投下された物資が住民にあたって5人が死亡するなど、安全性が疑問視されています。

また、海からの輸送についてもアメリカやEUヨーロッパ連合などが準備を進めていますが、本格的な搬入にはガザ地区でのふ頭の建設などの準備が必要とされています。

こうした中、UNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関の報道官は、中東の衛星テレビ局アルジャジーラに対して支援の増加は歓迎する一方、空や海からの輸送が注目されることで、最も効率的に物資を運べる陸路での搬入が軽視されてしまうと懸念を示し、陸路での搬入を増やすべきだと訴えました。

#1レスチナ(ガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・151日目②)