イスラエル、テント4万張購入 侵攻計画ラファから民間人退避準備の兆候 https://t.co/dUitIksMbT
— ロイター (@ReutersJapan) April 9, 2024
イスラエル国防省は同国軍が侵攻を計画するパレスチナ自治区ガザの南部ラファからの民間人退避に向け、テント4万張を購入している。イスラエルのメディアが9日報じた。
ラファ侵攻の日程は明らかになっていないものの、民間人退避に向けた準備が進められている具体的な兆候となる。
イスラエルのネタニヤフ首相は8日、ラファにイスラエル軍が侵攻する日程は決定していると発表。ただ具体的な日程は明かさなかった。
イスラエル首相 ラファへの地上作戦 あくまでも実行の考え強調https://t.co/1MFud5w6rn #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) April 10, 2024
イスラエルのネタニヤフ首相は、多くの避難者が身を寄せるガザ地区南部のラファへの地上作戦について、あくまでも実行する考えを重ねて強調しました。イスラム組織ハマスが戦闘の休止などをめぐる交渉で示された提案について検討するとしている中、ハマス側に圧力をかけ揺さぶるねらいもあるとみられます。
ガザ地区では、イスラエル軍が南部ハンユニスからの撤収を明らかにしたあとも空爆などが続き、地元のメディアは9日、南部や中部で複数の死傷者が出たとしています。
現地の保健当局は、これまでの死者はさらに153人増え、3万3360人になったと発表しました。
イスラエルのネタニヤフ首相は9日、「世界中のいかなる勢力もわれわれを止めることはできない」と述べ、多くの避難者が身を寄せるガザ地区南部のラファへの地上作戦について、あくまでも実行する考えを重ねて強調しました。
ネタニヤフ首相は前日も「勝利のためにはラファに入り、テロリストの排除が必要だ。作戦の日は決まっている」などと述べました。
これについて、アメリカのブリンケン国務長官は9日、記者会見で「イスラエル側から伝えられた日付けはない」と述べ、来週、作戦をめぐってイスラエルと協議する場を設ける見通しだと明らかにしました。
その上で「協議の前に何らかの行動がとられるとは考えていない」と述べ、すぐに作戦が実行されることはないという見方を示しました。
ハマスは、戦闘の休止と人質の解放などをめぐる交渉で、示された提案について検討するとしていて、イスラエル側としてはハマス側に圧力をかけ、揺さぶるねらいもあるとみられます。
ネタニヤフ首相のガザ対応は「間違い」、バイデン氏が批判 https://t.co/VG3TxlMiir
— ロイター (@ReutersJapan) April 10, 2024
バイデン米大統領は、パレスチナ自治区ガザでの紛争に対するイスラエルのネタニヤフ首相の対応は「間違っている」と批判した。9日に放送されたスペイン語テレビ局ユニビジョンとのインタビューで述べた。
「ネタニヤフ氏のやり方には賛成できない」とし、「わたしが求めているのは、イスラエルが停戦を呼びかけ、今後6─8週間、ガザへの全ての食料と医薬品へのアクセスを認めることだ」と語った。
バイデン大統領 “ネタニヤフ首相のしていることは間違い”https://t.co/qILms8h0fp #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) April 10, 2024
アメリカのバイデン大統領は、9日放送されたメディアのインタビューで、ガザ地区での軍事作戦を続けるイスラエルのネタニヤフ首相の対応について「彼のしていることは間違いだ。彼のやり方には賛成できない」と述べて批判するとともに、直ちに停戦に応じて十分な食料や医薬品などの搬入を行えるよう、対応を強く求めました。
ガザ地区ではイスラム教の断食月ラマダンが明け、本来なら「イード」と呼ばれる祝日の期間に入り、祝いの雰囲気に包まれますが、地元のメディアは10日、前日の夜から朝にかけてイスラエル軍による空爆などがあり、中部では14人が死亡したと伝えています。
イスラエルの軍事作戦で人道危機が深まる中、アメリカのバイデン大統領は事前に収録され9日放送されたアメリカのテレビ局、ユニビジョンのインタビューで、イスラエルのネタニヤフ首相の対応について「彼のしていることは間違いだ。彼のやり方には賛成できない」と述べて、批判しました。
そのうえで「イスラエルには、直ちに停戦に応じ、今後6週間から8週間、食料や医薬品をすべて搬入できるようにすることを求める。人々に必要な医薬品や食料を届けないことに弁解の余地はない」と述べて、対応を強く求めました。
バイデン大統領は、今月4日のネタニヤフ首相との電話会談で民間人の保護などでイスラエル側の対応に変化が見られなければアメリカの政策を見直す可能性があると警告するなど、圧力を強めています。
一方、イスラエル首相府の報道官は9日、これまでで最多となるトラック400台以上の支援物資がガザ地区に搬入され、物資は足りているなどとしたうえで「国連が分配に失敗し、ハマスが盗んでいる」などと述べ、責任は国連とハマスにあるとの主張を展開しました。
英、イスラエルへの武器輸出停止しない=キャメロン外相 https://t.co/miSspHs9QW
— ロイター (@ReutersJapan) April 9, 2024
英国のキャメロン外相は9日、最新の法的助言を検討した結果、英企業によるイスラエルへの武器輸出を停止することはないと述べた。
パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍の空爆により英国人3人を含む食料支援団体メンバー7人が死亡したことを受け、英国では3大野党と与党の一部議員が先週、政府は武器輸出停止を検討すべきだと主張した。
こうした中、キャメロン外相はブリンケン米国務長官との記者会見で「最新の評価では、輸出許可に関するわれわれの立場は変わらない。これは私や他の閣僚が受けた助言と一致している」と指摘。「そしてこれまで通り、われわれは立場を見直し続けるつもりだ」とした。
また、英国は引き続き「ガザにおける人道支援アクセスを巡る問題について深刻な懸念を抱いている」とした。
ニカラグアが🇩🇪を🇮🇱のガザ・ジェノサイドの共犯として訴訟
— Tomoko Shimoyama (@TomokoShimoyama) April 10, 2024
この象徴的な国際訴訟によって、🇮🇱に軍事支援し、アパルトヘイトによる🇮🇱の継続を認め、直接/間接にジェノサイドに加担してきた全ての西側諸国が🇮🇱の共犯とみなされることに‼️
勿論、🇮🇱と軍事協定を結び、UNRWA支援を停止した日本政府も‼️ https://t.co/Zgidfd2ESK
トルコ 軍事作戦続けるイスラエルへの輸出制限措置を発表https://t.co/kRbBOO3hb9 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) April 9, 2024
トルコ政府は、イスラエルが国際社会からの停戦の呼びかけを無視して、ガザ地区での軍事作戦を続けているとして、鉄鋼材などの輸出を制限する措置をとると発表しました。これに対しイスラエル側も対抗措置をとる考えを示しています。
トルコの商務省は9日、イスラエルに対し、主な輸出品となっている鉄鋼材のほか、セメントやジェット燃料など、54品目の輸出を制限する措置をとると発表しました。
発表では「イスラエルがガザ地区での即時停戦を宣言し、十分な量の人道支援物資を途切れることなく届ける許可を出すまで、措置を続ける」としています。
一方、イスラエルのカッツ外相は、自身のSNSへの投稿で「エルドアン大統領はハマスの殺人者たちを支援し、トルコ国民の経済的利益を犠牲にしている」と反発したうえで、「トルコへの輸出を止める製品のリストの作成を命じた」として、対抗措置をとる考えを示しています。
イスラエルの中央統計局によりますと、去年イスラエルはトルコからの輸入額が46億ドルで、中国やアメリカなどに次いで5番目の規模でした。
トルコでは、エルドアン大統領がイスラエルを「テロ国家だ」などと繰り返し非難しながら、貿易を続けていることに対して、「パレスチナへの裏切りだ」とする声もあがっていて、輸出制限はこうした国内世論を意識したものとみられています。
米、イラン製武器をウクライナに供与 フーシ派から押収 https://t.co/pJn3DVwgm7
— ロイター (@ReutersJapan) April 10, 2024
米政府は、米軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ派から押収したイラン製武器をウクライナに先週供与した。アメリカ中央軍(CENTCOM)が9日に明らかにした。
CENTCOMによると、武器はイランのイスラム革命防衛隊がフーシ派に送ったもので、AK-47突撃銃やロケット弾、弾薬50万発余りなど。米海軍やパートナー国の軍が2021─23年に輸送途中の武器を無国籍船舶から押収したという。
バイデン政権はウクライナへの追加軍事支援を目指すが、下院のジョンソン議長が600億ドルの支援を含む緊急予算案の採決に消極的で実現のめどが立っていない。
CENTCOMは、供与した武器はウクライナ軍の1旅団の装備に十分な量だとXに投稿した。
イラン、ホルムズ海峡の封鎖可能=革命防衛隊幹部 https://t.co/bY6S8Q7I6c
— ロイター (@ReutersJapan) April 9, 2024
イラン革命防衛隊の海軍司令官は9日、アラブ首長国連邦(UAE)におけるイスラエルの存在をイランは脅威と見なしていると述べた。必要と判断すれば、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡を封鎖することもあり得るとした。
シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館周辺が今月1日に受けた攻撃で革命防衛隊幹部を含む7人が死亡。イランのライシ大統領はイスラエルに報復すると表明している。
政府系のイラン学生通信(ISNA)によると、革命防衛隊の海軍司令官は「われわれは攻撃に反撃するが、報復は急いではいない」とし、「ホルムズ海峡を封鎖することは可能だ。現在は封鎖していないが、敵がわれわれを阻害しようとすれば方針を見直す」と語った。
🇮🇷イランがホルムズ海峡の閉鎖を計画しているとの未確認情報…
— morpheus🪖Reloaded⚔️地滑り的勝利への覚醒🏆 (@Reloaded7701) April 9, 2024
ペルシャ湾からのすべての石油を遮断か?
石油タンカーは毎日約1,700万バレルの石油をこの海峡を通して運んでおり、これは世界の総消費量の20〜30%に相当する。… pic.twitter.com/30Jy5EMp9d
🇮🇷イランがホルムズ海峡の閉鎖を計画しているとの未確認情報…
ペルシャ湾からのすべての石油を遮断か?石油タンカーは毎日約1,700万バレルの石油をこの海峡を通して運んでおり、これは世界の総消費量の20〜30%に相当する。
ペルシャ湾の石油は東は🇯🇵日本、🇨🇳中国、🇮🇳インドを中心とするアジアへ西は🇪🇺西ヨーロッパと🇺🇸アメリカへと輸送されている。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・187目②)
【10日 随時更新】イスラエル首相 ラファ地上作戦 実行を強調https://t.co/KUjWB4Z3nI #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) April 10, 2024