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イランの最高指導者ハメネイ師は21日、軍が今月のイスラエル攻撃で力を示したと称賛した。国営メディアが伝えた。

イラン革命防衛隊は13日、イスラエルに向け300超のドローン(無人機)とミサイルを発射した。今月初めにシリアにあるイラン大使館周辺がイスラエルによるとみられる攻撃を受けた報復としている。

ドローンとミサイルはほとんどがイスラエルとその同盟国により撃墜され、被害は限定的だった。

ハメネイ師は「発射されたミサイルの数や標的に命中した数は重要ではない。実際に重要なのはイランがその作戦で力を示したことだ」と指摘。

「最近の作戦で、軍隊はコストを最小限に抑え、利益を最大化することができた」と述べ、軍事的革新を絶えず追求し、敵の戦術を学ぶよう軍当局者に促した。

イラン中部の都市イスファハンで19日に爆発音が聞かれ、関係筋らはイスラエルによる攻撃だったとしているが、イラン側は抑制的で、報復の計画はないことを示唆している。中東全体に戦火が広がることを避けるための対応とみられる。

イランとイスラエルの攻撃の応酬が続く中、イランの最高指導者ハメネイ師が演説を行い、イランが行った攻撃を称賛する一方で、イスラエルによるとみられる対抗措置には言及せず、さらなる反撃を行う考えはないことを示唆しているとみられています。

イランは今月13日からイスラエルへの大規模な攻撃に踏み切り、その後19日にはイラン中部で爆発があり、イスラエルによる対抗措置だったと、アメリカの複数のメディアが伝えています。

イランの国営テレビによりますと、21日、最高指導者ハメネイ師が軍の司令官らを前に演説し、イランからの攻撃について「相手は発射されたミサイルの数や命中した数、外れた数を気にしているが、大切なことはイランの国民と軍が世界に向け意志の力を示したことだ」とたたえました。

一方でイスラエルによるとみられる対抗措置についての言及はなく、今のところイランとしてさらなる反撃に出て緊張を高める考えはないことを示唆しているとみられます。

ただ、イランとイスラエルの間に位置するイラクでも20日、イランの支援を受ける民兵組織の基地で原因が明らかでない爆発がおきたと伝えられ、中東情勢の緊張が続いています。

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イラクの治安当局関係者は、同国から21日にシリア北東部にある米軍基地に向けて少なくとも5発のロケット弾が発射されたと、ロイターに明らかにした。

米軍への攻撃は、イラクでイランの支援を受ける組織が2月上旬に攻撃を停止して以降初めて。

前日にはイラクのスダニ首相が米国訪問から帰国したばかり。

複数の関係者によると、シリアと国境を接する町でロケット発射装置が設置された小型トラックが炎上。発射されていないロケット弾の爆発によるもので、この時、戦闘機が上空を飛行していたという。

関係者の1人は「トラックが米軍機によって爆撃されたかどうかは調査しなければ確認できない」と述べた。

治安部隊が地域に配備され、別の車両を使って逃走した複数の人物の捜索を開始したという。

治安情報当局は、イラク軍がシリア国境付近で「(犯人の)広範な捜索」を開始したとし、犯罪者に裁きを受けさせると表明した。

関係者によると、トラックは押収され、初期段階の調査では空爆によって破壊されたことが判明したという。

20日未明にはイラクの軍事基地で大きな爆発があり、イラクの治安組織「人民動員隊(PMF)」の戦闘員1人が死亡した。

レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラは21日、レバノン南部でイスラエルのドローン(無人機)1機を撃墜したと発表した。民衆に攻撃を仕掛けていたと主張している。

ドローンはイスラエルのエルビット・システムズ社製「ヘルメス450」だったという。

イスラエルのネタニヤフ首相は21日、米国が近くイスラエル軍の部隊に制裁を科す方針だとの報道を受け、全力で闘うと述べた。

米ニュースサイトのアクシオスは20日、米政府がヨルダン川西岸で活動しているイスラエルの部隊「ネツァ・イェフダ」に制裁を科す計画だと報じた。

財務省は19日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸でパレスチナ人を攻撃した「過激派」の入植者2人のための数万ドルの資金調達を支援したとして2団体に制裁を科すと発表している。

ネタニヤフ氏は声明で「もし誰かが軍部隊に制裁を科すことができると考えているなら、私は全力で闘う」と述べた。

イスラエルの戦時内閣メンバーのガンツ前国防相は21日に声明を発表し、ブリンケン米国防長官にこの問題を再考するよう求めたと明らかにした。

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トルコのエルドアン大統領は20日、イスタンブールパレスチナイスラム組織ハマスの指導者イスマイル・ハニヤ氏と会談し、ガザへの人道支援と地域の和平に向けた取り組みについて話し合った。大統領府が発表した。

イスラエルがガザへの軍事攻撃を開始して以来、エルドアン氏とハニヤ氏率いるハマス代表団の会談は初めて。

今回の会談は、イスラエルがイランを攻撃したと報じられ、地域の緊張が高まる中で行われた。

大統領府は声明でエルドアン大統領はイスラエルが(イランとイスラエル間の)事態進展から利益を得るべきではなく、ガザに再び注目が集まるような取り組みを進めることが重要だと強調した」と述べた。

北大西洋条約機構NATO)加盟国のトルコは、ハマスによる昨年10月のイスラエル急襲を受けたガザ攻撃を非難し、即時停戦を求めている。

エルドアン氏はハニヤ氏に対し、トルコは恒久的な停戦とパレスチナの独立国家樹立のために外交努力を続けていると説明したほか、パレスチナ人が団結して行動することが不可欠だ」と語ったという。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・199目②)

イスラエル軍は22日もパレスチナガザ地区への攻撃を続けていて、子どもの犠牲が相次いでいます。22日からはユダヤ教の重要な祭日が始まりますが、エルサレムでは車が歩行者に突っ込み、警察がテロ事件として捜査するなど、警戒感も広がっています。

イスラエル軍は22日もガザ地区への空爆を続けていて、地区の保健当局は、これまでに3万4000人以上が死亡したと発表しています。

AP通信などによりますと、南部のラファでは20日から21日にかけての空爆で、子ども18人を含む22人が死亡したということです。

死亡した中には妊娠30週目だった女性もいて、病院に搬送されたときすでに亡くなっていましたが、医師らが緊急の帝王切開を行い、女の子の赤ちゃんが産まれたということです。

女の子の容体は安定しているということですが、体重は1400グラムしかなく、現地からの映像には、医師らが女の子を布にくるみ、口から空気を送り込んでいる様子がうつっています。

空爆では女の子の母親だけでなく父親と3歳の姉も亡くなっていて、病院の医師は「女の子は生まれながらにして孤児になってしまい、大きな悲劇だ」と話していました。

一方、22日からはユダヤ教の重要な祭日「過越しの祭り」が始まります。

エルサレムでは、ユダヤ教の教えを厳格に守る「超正統派」と呼ばれる人たちが多く暮らす地区で22日朝、複数の男性らが路上で立ち話をしていたところに車が突っ込む事件が起きました。

そのあと、2人組の男が車から降りて銃を発砲しようとしましたが、銃が作動せず、その場から立ち去り、警察はテロ事件として捜査していて、祭日の初日を迎える中、警戒感も広がっています。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・200目①)