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沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、国は18日、県に対し、軟弱地盤のある大浦湾側の埋め立て工事についての協議を打ち切ると通知しました。ことし8月1日以降、軟弱地盤のある区域での新たな護岸工事などに着手するとしています。

普天間基地沖縄県名護市辺野古への移設をめぐり、国は、軟弱地盤のある大浦湾側の海域で、ことし1月「代執行」に伴う海上ヤードの設置工事に着手し、石材の投入などを続けているのに加え、先月からは大浦湾側の埋め立て予定地に生息するサンゴ、およそ8万4000群体の移植作業を開始しました。

大浦湾側での埋め立て工事をめぐっては、国と県の申し合わせで工事を行う前に双方が協議することになっていて県は、沖縄防衛局に対し、ことし2月以降、埋め立てに使う土砂の調達先を決定する時期や、工事によるサンゴへの影響などについて合わせて4回、質問状を送付しています。

こうした中、沖縄防衛局が「議論は十分行われた」として18日、県に対し協議の打ち切りに加え、ことし8月1日以降、大浦湾側の軟弱地盤のある区域での新たな護岸工事などに着手すると通知したことが、関係者への取材でわかりました。

国は今後、サンゴの移植を1年かけて完了させたうえで、軟弱地盤の強度を高めるため、専用の作業船から最大で70メートルの深さまで、くいを打ち込む工程に入る計画です。

来日しているニュージーランドラクソン首相がNHKの単独インタビューに応じ、日本と安全保障や経済などの分野で関係を強化する姿勢を示した一方で、最大の貿易相手国である中国とも結び付きを維持していく考えを示しました。

来日しているニュージーランドラクソン首相は19日、都内でNHKのインタビューに応じました。

この中でラクソン首相は「日本とニュージーランドは価値観もインド太平洋地域におけるリスクに対する評価も極めて一致している」と述べ、安全保障や経済の分野で関係を強化する姿勢を示しました。

一方、ラクソン首相は今月13日、最大の貿易相手国となっている中国の李強首相をニュージーランドに招き、経済や人的交流などの分野で協力を強化する声明を発表しています。

インタビューの中でラクソン首相は「中国との関係は長年にわたる複雑なものだ」としたうえで「政治体制が異なるため意見の相違もある。共通の利益がある部分では協力するが、自国の利益と価値については立場を崩さず相違点は提起していく」と述べ、海洋進出を強める中国に警戒感を示しながらも、経済面の結び付きは維持していく考えを示しました。

また、中国がTPP=環太平洋パートナーシップ協定への加入に意欲を示していることについては「われわれは個別の加入希望国を支持することはない」と述べ、あくまでも決められた手続きにのっとった対応が必要だという立場を明確にしました。

#日NZ(ラクソン首相「価値観」・NHKインタビュー)
#中NZ(ラクソン首相「共通の利益」・NHKインタビュー)

岸田総理大臣は、日本を訪れているニュージーランドラクソン首相と会談し、ロシアと北朝鮮の軍事協力の拡大を強く非難し、地域の平和と安定に向けて、安全保障協力などを推進していくことで一致しました。

19日夜、総理大臣官邸で行われた会談で、両首脳は、ロシアと北朝鮮の軍事協力の拡大は、インド太平洋地域の安全保障環境の悪化にもつながるとして懸念を共有し、強く非難しました。

また、南シナ海東シナ海で海洋進出を強める中国を念頭に、緊張を高めようとする行為に反対する立場などを共有し、地域の平和と安定に向けて、安全保障協力などを推進していくことで一致しました。

そして両国の間で、安全保障などに関わる機密情報を適切に保護するための協定を締結することで実質合意しました。

岸田総理大臣は会談のあとの記者会見で「力による一方的な現状変更の試みは、いかなる場所であれ断じて容認できないと確認し、ともに同志国との連携を強化することで一致した。これを契機に両国関係を一層強固なものにしていきたい」と述べました。

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#外交・安全保障