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民主党の大統領候補ハリス副大統領と副大統領候補ウォルズ・ミネソタ州知事は28日、激戦地ジョージア州で選挙活動を開始した。若年有権者の取り込みを目指す。

同州では2020年の前回選挙で民主党が僅差で勝利している。

両氏はリバティー郡の高校を訪問。ハリス氏は「この国は皆さんにかかっている。あなた方の世代こそが、私たちを次の時代へと導く」と生徒たちに呼びかけた。

ハリス氏とウォルズ氏はジョージア州南部をバスで回っている。この地域は黒人人口が多く、陣営がスタッフを増員し現地事務所を開設した場所でもある。

リバティー郡は人口約6万5000人で約40%が黒人。20年の大統領選では圧倒的多数がバイデン大統領に票を投じた。

世論調査集計サイト「ファイブサーティエイト」によると、ジョージア州ではハリス氏の支持率が46.0%と、トランプ氏の46.6%に僅差で迫っている。ハリス氏が選挙戦に参戦する前はトランプ氏がバイデン氏を約5%ポイントリードしていた。

陣営によると、ハリス氏は消費者のためにコストを引き下げる公約を含め、経済や中絶の権利に焦点を当てる見通し。

ジョージア訪問は2日間の日程で、29日にはサバンナで集会を開く。

米大統領選の民主党候補、ハリス副大統領の陣営は28日、アラブ系有権者対策の責任者としてエジプト系の弁護士で元国土安全保障省高官のブレンダ・アブデラール氏を起用したと発表した。アラブ系有権者は11月5日の大統領選の結果を左右し得る一部の激戦州で一定の影響力を持っている。

アブデラール氏は、パレスチナ自治区ガザでの戦闘で米国がイスラエルを支持したことで反発しているアラブ系コミュニティーからの支持を強化する任務を担う。ハリス陣営は既に、イスラム教徒有権者への対策でアフガニスタン系の弁護士ナスリナ・バルグジー氏を起用している。

アブデラール氏は2021年1月に国土安全保障省に入省。最近まで同省のシニアカウンセラーを務めていた。

同氏はミシガン州で育ち、以前は中東料理についてのブログとウェブサイトを運営していた。バージニア州の料理学校で中東料理を教えたこともある。

ミシガン州は、米国でアラブ系とイスラム教徒の人口が最大級の州の1つ。同州ではガザでの戦闘を続けるイスラエルに対する抗議活動が行われており、州の民主党予備選では10万票を超える「支持者なし」の抗議票が投じられた。

パレスチナ派が共和党候補のトランプ前大統領に投票するとは予想されないが、一部の活動家は、イスラエル支持姿勢を明確に撤回しなかったハリス氏に不満を表明し、第三の候補を応援するよう呼びかけている。

ロイター/イプソスが実施した11月の大統領選に向けた最新の世論調査によると、民主党候補のハリス副大統領が登録有権者の支持率で共和党候補のトランプ前大統領に対するリードを広げた。女性やヒスパニック(中南米系)からの支持が強まった。

28日までの8日間、全米の登録有権者3562人を含む米国の成人4253人を対象に実施された調査によると、ハリス氏の支持率は45%、トランプ氏は41%と、ハリス氏のリードが7月下旬時点の1%ポイントから拡大した。

女性とヒスパニックの有権者の支持率はハリス氏が49%、トランプ氏が36%と、13ポイントのリードを確保。7月に実施した4回の調査でハリス氏は女性とヒスパニックの支持率でトランプ氏にそれぞれ9ポイントと6ポイントの差をつけていた。

一方、トランプ氏は白人と男性の有権者の支持率では7月と同程度の差でハリス氏を上回ったが、大学を卒業していない有権者の支持率はハリス氏に対するリードが7月の14ポイントから7ポイントに縮まった。

2020年の前回選挙で最も接戦となったウィスコンシンペンシルベニアジョージアアリゾナノースカロライナ、ミシガン、ネバダの7州の登録有権者の支持率はトランプ氏が45%と、ハリス氏の43%を上回った。

<選挙に熱意高まる>

調査では民主党系登録有権者の約73%が、ハリス氏の立候補により選挙への熱意が高まったと回答。

トランプ氏の経済運営に対するアプローチを支持する有権者は45%と、ハリス氏の36%を上回り、今週の別の調査から差が拡大した。

対照的に、人工妊娠中絶に関する政策ではハリス氏の支持率が47%となり、トランプ氏の31%を上回った。

連邦捜査局FBI)は28日、トランプ前大統領暗殺未遂事件のトーマス・クルックス容疑者が7月13日にペンシルベニア州バトラーの選挙集会でのトランプ氏銃撃を決断する前から、大規模な集会の攻撃を「継続的かつ入念に」画策していたと明らかにした。

FBIペンシルベニア州西部地区のケビン・ロジェク特別捜査官は電話会見でクルックス容疑者について「いくつかの集会の攻撃を画策するための継続的かつ入念な行動が見られた。つまり、いくつものイベントや標的が検討されていたことになる」と述べた。

FBIによると、クルックス容疑者は7月の選挙集会に登録する前に、トランプ氏とバイデン大統領に関する情報を60回以上も検索。トランプ氏の選挙集会に関する情報の検索は2023年9月に開始し、今年4月には容疑者が住むペンシルベニア州西部近辺で開かれるトランプ氏とバイデン氏双方の選挙集会の情報を検索し始めた。

ロジェク氏は、FBIはクルックス容疑者の犯行動機をまだ解明できていないと説明。容疑者のコンピューターを解析したが、特に左派的な思想や右派的な思想に動機付けられた形跡は見当たらなかったという。

またFBIは、同容疑者が他人と共謀したり、外国勢力から指示を受けたりしたことを示す証拠はないと話した。

同容疑者は暗殺未遂事件の数日前に、選挙集会現場の情報を検索。検索された情報には、トランプ氏が演説する位置や、容疑者が銃撃するために登ったビルを所有する企業についての詳しい情報も含まれていた。

7月、アメリカのトランプ前大統領が選挙集会の演説中に銃撃されてけがをした事件で、FBI=連邦捜査局は、容疑者がおよそ1か月前から、トランプ前大統領とバイデン大統領について、60回以上、検索するなど、詳細な計画を立てていたことを明らかにし、詳しい動機について、さらに調べることにしています。

アメリカのトランプ前大統領が先月13日、東部ペンシルベニア州で開かれた選挙集会の演説中に銃撃された事件で、FBIは28日、その場で射殺されたトーマス・クルックス容疑者(20)が犯行で使ったライフル銃や、車のトランクから発見された爆発物などの写真を新たに公開しました。
そのうえで、これまでの捜査の進展を明らかにし、容疑者はことし4月からトランプ前大統領とバイデン大統領の選挙活動をインターネットで検索し、特に事件のおよそ1か月前からは60回以上、調べていたということです。

また、爆発物については2019年9月から▽肥料から爆弾を作る方法や▽遠隔起爆装置の仕組みなどを検索していたということです。

FBIの捜査官は容疑者がかなり前から詳細な計画をたてていたとしたうえで「トランプ氏の集会が発表されてからは絶好の機会と捉えて、特に集中的に調べていた」としています。

また、分析の結果、容疑者が、建物の屋上にのぼってからトランプ前大統領を銃撃し、射殺されるまでの時間はおよそ6分間で、発砲した弾丸の数は8発だったということです。

捜査官は「容疑者には左派や右派といった明確なイデオロギーは見当たらない」としていて、今後も詳しい動機や事件の背景などを調べるとしています。

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