11月家計調査 消費金額は4か月連続で減少https://t.co/Fd6S14Uep3 #nhk_news
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去年11月に2人以上の世帯が消費に使った金額は、物価の変動を除いた実質で、前の年の同じ月に比べて0.4%減り、4か月連続の減少となりました。総務省は、消費者の節約志向が続き、家電など高額な製品が買い控えられたことなどが主な要因だとしています。
総務省が発表した家計調査によりますと、去年11月に2人以上の世帯が消費に使った金額は29万5518円で、前の年の同じ月より実質で0.4%減りました。
減少は4か月連続です。
消費者の節約志向が続き、洗濯機や冷蔵庫といった高額な家電製品などの需要が減少したことから、「家庭用耐久財」が28.2%減りました。
また支出の割合が大きい「食料」も0.6%減少し、このうち、高値が続く「米」が3.1%、「生鮮野菜」が5.4%減ったほか、「肉類」は3.8%、「果物」は1.4%それぞれ減りました。
総務省は「食料品をみても肉類全体は減っているが、比較的価格が安い鶏肉は購入金額が増えていて、価格の高い商品の購入を避ける動きがみられる。さまざまな商品が値上がりする中、こうした傾向は当面続くのではないか」と話しています。
11月の景気動向指数 3か月ぶり低下 前月比1.5ポイント↓https://t.co/HD3lg5KJPO #nhk_news
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内閣府が発表した去年11月の景気動向指数は景気の現状を示す「一致指数」が2020年を100とした基準で115.3となり、前の月から1.5ポイント低下しました。指数の低下は3か月ぶりです。
このところ堅調だった半導体製造装置の生産の伸びが一服したほか、自動車の生産と出荷が落ち込んだことなどが主な要因です。
一方、気温が下がったため、冬物衣料の販売など小売業は堅調だということです。
こうした状況を踏まえ、景気の現状については「下げ止まりを示している」として7か月連続で判断を維持しました。
また、景気の先行きを示す「先行指数」は107.0で前の月を2.1ポイント下回って3か月ぶりに低下しました。
#日本経済(250110)