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『働くことと学ぶこと』

「3年は辛抱しろ」「石の上にも3年」。職場でも耳にする、そんなよく知られた言葉を真に実効性のある効果的なものにするためのポイントは、3年の間に適職体験を積ませることにある。仕事が自分に向いているという経験は、職業能力に対する自己評価を高めると同時に、就業継続を促進し、さらに稼得水準も向上させるという効果をもたらしている。そんな適職感覚体験は、個別に相談する体制が整っている職場に「必死になって」働き続けることを通じて獲得しやすくなっている。

私の経験でいえば、忠誠心や愛社精神を振り回す男にろくな社員はいなかった。乱暴なようだけれど会社主義を捨てろと言いたい。あいつはいつ会社を辞めるのかとはらはらさせられるような男が結局は大きな仕事をしたものである。自由に働こう。ソレカラ、学校を出たら勉強は終わりだと考える社員もだめだった。社会こそ本当に身に付く学問の場なのである。会社主義から自由主義へ、学校主義から社会主義へ!私が言いたいのがそれだ。もうひとつ。世の中には一宿一飯の恩義というものがある。3年間だけは黙って働け!やり直しがきくという若さの権利を行使するのは、義理を果たしてからにしてもらいたい。

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