https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

この国の未熟さを表す小沢一郎強制起訴

西松事件が勃発してからすでに1年半。60代後半の小沢にとって、政権交代を含むこの1年半という時間はそれまでの20年にわたる政治家としてのキャリア以上に重い1年半だったはずだ。タラレバになってしまうが、政権交代後、政権に小沢が関与していれば、と思う場面が少なからずあった。国家戦略局や“政治主導”の不発、普天間基地問題、参院選での民主党の惨敗、尖閣問題等々、小沢が主体的に関与していれば結果は別の色合いを帯びていたに違いないのだ。この間の国家的損失は計り知れない。


 この上さらに小沢の時間を奪おうというのである。東京地検特捜部、検審、そしてマスコミによる小沢の強制起訴という帰結は、この国の未熟さを表しているように思えてならない。