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米ADP民間雇用者数、11月は予想上回る21.5万人増 緩和縮小近いとの見方支える | Reuters

企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが4日発表した11月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が21万5000人増となった。


市場予想の17万3000人増(予想上限:20万5000人増)を上回り、米連邦準備理事会(FRB)が近く緩和縮小に着手する可能性があるとの見方を支える内容となった。


10月分は当初の13万人増から18万4000人増に上方修正された。


PNCフィナンシャル・サービシズのシニアエコノミスト、ガス・フォーシャー氏は、10月の統計が予想を大きく下回ったことから、今回の結果に幾分懐疑的との見方を示しつつも、中小企業から大手企業まで幅広い雇用の増加が確認されたと指摘。「着実な雇用の伸びとなっているようにみえる」とし、「6日発表の米雇用統計に向け良い兆候」と述べた。


さらに「FRBは、もう1カ月分の雇用データと政府・議会の財政協議の行方を確認したいとし、12月に緩和縮小を見送る公算が大きい。11月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が再び20万人規模の増加となれば、FRBが1月に緩和縮小に踏み切るとの予想を支えることになる」と語った。


ADP民間雇用報告は、米雇用統計の先行指標として注目される。市場では、11月の雇用統計で非農業部門雇用者数と民間雇用者数がともに18万人増になると予想されている。


ADP National Employment Report - November 2013 | NER