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米の駐留継続「和平交渉進展が条件」 NHKニュース

カルザイ大統領は25日、首都カブールで記者会見し、国際部隊が戦闘任務を終えることし末以降もアメリカ軍が駐留を継続するための条件として、「反政府武装勢力タリバンとの和平交渉を開始しなければならない」と述べ、暗礁に乗り上げているタリバンとの和平交渉をアメリカが仲介して進展させることを挙げました。
そのうえで、カルザイ大統領は、条件がのめないのであれば、アメリカ軍はアフガニスタンから撤退してもよいという考えを示しました。
アフガニスタンでのアメリカ軍の駐留継続を巡っては、国の重要事項を話し合う国民大会議が去年、認めることで一致しましたが、カルザイ大統領はその後、さまざまな条件をアメリカ側に突きつけ、最終合意には至っていません。
カルザイ大統領は、最終合意を引き延ばすことで何らかの譲歩を引き出そうとしているものとみられますが、駐留継続の決定を急ぐアメリカからの反発が予想されます。