安倍総理大臣は自民党の両院議員総会であいさつし、「私たちが皆さんとともに進めてきた経済政策が間違っているのか、正しいのか。そのことを選挙戦を通じてしっかりと訴えていこう。1人でも多く当選することが、成長戦略や改革を前に進め、景気を回復し、国民生活を豊かにする道を進んでいくことにつながる」と述べました。
そのうえで、「総選挙は政策を競い合う場だが、民主党は政策を横に置いて数だけ増やそうとしている。これでは、まるでうごうの衆だ。かつての混乱を繰り返してはならない。この戦いを全員で勝ち抜いて、再び日本を世界の真ん中で輝く国にしていく。私は全員が当選するための先頭に立っていくことをお誓いする」と述べました。
自民党の谷垣幹事長は国会内で記者団に対し、「アベノミクスを進める道しかないが、その方向が正しいか、正しくないかを有権者に問いかける選挙だ。集団的自衛権を行使できるようにする見直しでは、地域の安全や平和に日本はある程度、仕事をしてほしいという国際的な期待もあり、安倍政権では、それに応えられるような道筋が前進していることも国民に訴えなければならない。自民党の公認候補、推薦候補の全員当選を目指し、できる手段をすべて打つ」と述べました。