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両陛下 過去の気候変動などテーマの学会に出席　NHKニュース

この国際学会は、およそ２６０万年前から現代にかけての「第四紀」と呼ばれる時代の地球環境の変化などをテーマに４年に１度開かれているもので、日本で開かれるのは初めてです。
名古屋市の国際会議場で行われた開会式には、両陛下をはじめ、世界各国から集まった地質学や考古学の研究者ら、およそ９００人が出席しました。そして、日本第四紀学会の小野昭会長が「今回の大会は、第四紀学の新たな地平を切り開き、研究者間の相互理解の発展と国際協同のための出発点になるでしょう」と英語であいさつし、両陛下は拍手を送られていました。
この国際学会は来月２日まで開かれ、およそ７０の国や地域から１８００人を超える研究者が参加して、過去に起きた地震や津波などの記録を防災にどう生かしていくかや、人類の進化が地球環境に与える影響などについて、最新の研究成果をもとに意見が交わされます。