ISが犯行声明、バングラデシュの日本人殺害 http://www.afpbb.com/articles/-/3062121 … 世界の最新ニュースはこちらから→ http://www.afpbb.com/list/latest
バングラデシュ北部のロングプールで3日、現地に住むホシ・クニオさん(66)が何者かに胸などを銃で撃たれて死亡しました。
地元の警察によりますと、ホシさんは、ことし8月下旬にバングラデシュに入国し、ロングプールで農業関係のプロジェクトに関わっていたということです。
今回の事件について、過激派組織ISのバングラデシュ支部を名乗る組織がインターネット上に、みずからの犯行だと主張する声明を出しました。この組織は先月28日にダッカでイタリア人男性が銃撃されて死亡した事件でも、今回と同じような書式の声明を出していますが、いずれの声明も信ぴょう性は確認されていません。
バングラデシュには、およそ1000人の日本人が滞在しており、現地の日本大使館は、不要不急の外出を控えるなど、一層の注意を呼びかけています。
欧米など各国の大使館も改めて注意を呼びかけているほか、アメリカの大使は一連の事件を受けて、バングラデシュ政府に対して徹底した捜査を求める声明を出しました。
バングラデシュ国内では、これまでにも外国人を狙ったイスラム過激派による犯行が相次いでいます。
首都ダッカの中心部で先月28日、ジョギングをしていたイタリア人の男性が銃で撃たれて死亡し、過激派組織IS=イスラミックステートの支部を名乗る組織が男性を殺害したと主張する声明を出しました。
また、ことし2月には、同じダッカで、ブログを通じてバングラデシュ国内の過激な宗教思想を批判してきたことで知られるアメリカ国籍の男性が、刃物を持った男たちに襲われ殺害されていて、イスラム過激派のグループがツイッターにみずからの犯行だと主張する書き込みをしています。
一方、ISが拠点を置く中東のシリアには複数のバングラデシュ人が外国人戦闘員として渡ったとみられています。