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大規模不正の米大手銀行 トップ辞任で幕引き狙いか | NHKニュース

アメリカで有数の資産規模を持つ大手銀行のウェルズ・ファーゴは12日、ジョン・スタンプCEOが辞任し後任にティム・スローン社長が昇格する人事を発表しました。


ウェルズ・ファーゴは2011年から去年にかけて、営業ノルマを達成するために数千人もの従業員が顧客に無断で銀行口座を開設したり、クレジットカードを発行したりしていた不正が先月、明らかになりました。不正はおよそ200万件に上ると見られ、銀行側はすでに、アメリ消費者金融保護局などに罰金など190億円余りを支払うことで合意したほか、スタンプCEOがみずからの報酬、およそ43億円を返上すると発表しました。


しかし、その後も批判は収まらず、スタンプCEOがアメリカ議会の公聴会で厳しい追及を受けており、経営責任が大きな焦点となっていました。ウェルズ・ファーゴは、経営トップの辞任で問題の幕引きを図る狙いがあると見られますが、大規模な不正で失った顧客の信頼回復には時間がかかりそうです。