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ニューヨークの国連総会に出席しているイラクのジャファリ外相は23日、国連本部でNHKのインタビューに応じました。


この中で、ジャファリ外相はクルド自治政府が25日に予定している独立の賛否を問う住民投票について、「私たちにはイラクの統一、歴史や文化、それに、民族の多様性を守る責任がある。国連やアラブ諸国、欧米諸国など世界中が反対していることを彼らも知っているはずだ」と述べ、国際社会を巻き込んで圧力をかけ続ける考えを示しました。


一方、過激派組織IS=イスラミックステートに対する作戦の完了時期について、ジャファリ外相は「期日を設けることは賢い選択ではない。テロが終わるときが作戦が終わるときだ」と述べ、明言を避けました。


また、クルド自治政府が実効支配するキルクーク県でイラク軍が始めたIS掃討作戦がクルド自治政府に軍事的な圧力をかける狙いがあるという見方が出ていることについて、ジャファリ外相は「作戦は多くの場所で続いている」として否定しました。