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農林水産省によりますと、東京都中央卸売市場での主な野菜14品目の卸売価格は13日の時点で、ねぎが平年の1.4倍余り、ほうれんそうが1.3倍余り、にんじんが1.3倍などと、一部が平年より高くなっています。

また、今月後半の価格については、ねぎ、にんじん、ほうれんそう、きゅうり、それにトマトが高値水準で推移する見通しだとしています。

このうちねぎは、北海道の産地で台風21号の影響によって倒れたり折れたりする被害が出たほか、にんじんは、6月の長雨に加えて夏の猛暑の影響で生育が悪く、出荷量が少ない状況が続いているということです。

一方、猛暑の影響で先月、値上がりしていたキャベツやレタスは、気温が下がったことなどから安値水準で推移する見込みです。

農林水産省は「北海道の地震については、物流が回復してきたため大きな影響はないと見ているが、今後の天候状況によっては葉物野菜が再び値上がりする可能性もあり、注視していきたい」としています。