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ホワイトハウスのサンダース報道官は14日声明を出し、安全保障政策を担当するリカーデル大統領副補佐官について「ホワイトハウスを離れ、政権内の新しい役割でトランプ大統領を支え続ける」として、副補佐官を退任すると明らかにしました。

リカーデル氏をめぐっては、前日の13日にトランプ大統領の妻のメラニア夫人の報道官が「リカーデル氏はホワイトハウスで働く名誉には値しない」とする異例の声明を発表したばかりで、アメリカのメディアは事実上の更迭だと伝えています。

リカーデル氏は先月、メラニア夫人がアフリカを訪問するにあたって夫人のスタッフとの間で口論になるなどし、対立が深刻化したということです。

リカーデル氏の上司にあたるボルトン大統領補佐官は退任に反対していたとされ、ホワイトハウス内でのメラニア夫人の影響力の強さを示すものだという受け止めも出ています。

CNNテレビは今月7日のトランプ大統領の記者会見で、大統領と口論になった記者の入館証をホワイトハウスが無効にしたことを受けて、13日、トランプ大統領などを相手取り入館証の返還などを求める訴えを起こしました。

これを受けて主要メディアが相次いでCNNへの支持を表明する中、保守系のFOXニュースは14日、声明を発表し、CNNの訴えを支持する考えを明らかにしました。

FOXは、政権への批判的な報道を続けるCNNとは対照的に政権寄りの報道姿勢で知られるライバルメディアですが、声明の中で「記者の入館証は武器として利用されるべきではない。われわれは表現の自由を支持する」としています。

一方、アメリカのメディアによりますと、ウォーターゲート事件をめぐる報道で知られる著名な記者のボブ・ウッドワード氏は「メディアも感情的になりすぎている。やるべきことは裁判ではなく、報じることだ」と述べ、訴えを起こしたCNNの対応を批判したということです。

また会見でのCNNの記者の発言について「質問とは言えず、自己主張していただけだ」と批判する報道も出ていて、さまざまな受け止めが広がっています。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/12/200250トランプ大統領に好意的なFOXニュースでも良識派として知られるベテランのクリス・ウォレス記者はツイッターで「アコスタの振る舞いは恥ずべきものだった」と批判)

中米では、貧困や治安の悪化から逃れるため多くの人たちが、アメリカに移住しようと北上を続けていて、一部はアメリカリフォルニア州と国境を接するメキシコの街に到着しています。

国境の警備を強化するため、アメリカ軍の兵士およそ5900人を派遣しているマティス国防長官は14日、ニールセン国土安全保障長官とともに、南部テキサス州で任務に当たる部隊を視察しました。

兵士たちは、国境周辺のバリケードの設置や、国境警備隊員の輸送や司令部の設置などの支援活動を行っていて、マティス長官は兵士たちに対し任務の重要性を強調していました。

兵士の派遣をめぐっては、与党・共和党の議員からもトランプ大統領の政治的なパフォーマンスではないかという批判が出ています。

これに対しマティス長官は記者団に、「国境の警備は国家の安全保障問題の一部だ。軍による支援が今、必要とされていることは明白だ」と述べ、トランプ政権として不法移民対策に全力を挙げる方針を強調しました。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/02/200250(トランプ氏 難民申請手続き厳格化の方針 大量移民が北上の中)