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ジャーナリストのジャマル・カショギ氏が殺害された事件について、アメリカのトランプ政権は、サウジアラビアアメリカ経済などにとって重要だとして擁護していますが、議会は、ムハンマド皇太子が関与したのか明らかにすべきだと反発しています。

これについて、アメリカのポンペイ国務長官マティス国防長官は28日、上院議員を対象に非公開で説明を行い、サウジアラビアとの同盟はイランなどに対抗するうえで重要だとして、関係を重視する方針への理解を求めました。

またポンペイオ長官は、記者団に対し、「ムハンマド皇太子と殺害の指示を結びつける直接の情報はない」と強調したほか、新聞にも寄稿して、「ムハンマド皇太子は国を改革に導いた」と擁護しました。

これに対し、与党・共和党の議員からも、「納得のいく説明はなかった」といった不満の声が聞かれ、一部の議員はサウジアラビアへの軍事支援を中止する決議を呼びかけるなど、トランプ政権への反発を一層強めています。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/22/200240トランプ大統領のサウジ擁護の姿勢に与野党から批判)