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スリランカでは、ことし10月、シリセナ大統領が、ウィクラマシンハ首相を解任し、さらに先月、議会を強行に解散して、来月5日に議会選挙を行う大統領令を出し、混乱が続いていました。

この大統領令について、最高裁判所は13日、憲法違反だとする判断を示しました。これによって、来月の選挙は行われなくなり、大統領によって新しい首相に指名された前の大統領のラジャパクサ氏とウィクラマシンハ氏の2人が、それぞれ「自分が首相だ」と主張して対立する状況が続くことになります。

ラジャパクサ氏は親中国派で、ウィクラマシンハ氏が親インド派とされていることから、中印の代理どうしの政治的な綱引きが続くことになると地元のメディアは伝えています。

現状では、首相職には誰もおらず、政権の機能が停止している状態で、混迷が一段と深まっています。

シリセナ大統領は、「汚職や不正行為がまん延し、人々の期待を裏切った」とウィクラマシンハ氏を非難し続け、対立が解消する見通しはないことから、事態打開に向けて、シリセナ大統領がどのような行動を起こすか注目されています。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/16/200230スリランカでは、中国への債務の返済のめどが立たなくなったため、支援を受けて開発された港湾の運営権を、中国に譲渡する事態になりました。)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/09/200230(「一帯一路」をめぐっては、スリランカの港で債務の返済のめどが立たず、運営権を中国に譲渡する事態になったことから、アジア各国で懸念が広がり、パキスタンやマレーシアでも見直しの動きが出ています。)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/08/200216海上自衛隊の最大の護衛艦「かが」は先月30日、護衛艦「いなづま」とともにスリランカコロンボ港に寄港したあと、インド洋沖でスリランカ海軍との合同訓練に臨みました。)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/06/200230スリランカのハンバントタ港を借金漬けにしての租借化)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20171031/1509446097(中国とスリランカ 「一帯一路」で関係強化)