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いわゆるロシア疑惑の捜査を進めているモラー特別検察官は16日、トランプ陣営を支援するため、アメリカ大統領選挙に干渉したとして、ロシアの3つの団体や13人の関係者を起訴したと発表しました。


これを受けてトランプ大統領は、週末、ロシア疑惑をめぐってツイッターに10回以上、投稿しました。


このうち17日夜の投稿では、FBIが南部フロリダ州の高校で起きた銃の乱射事件で逮捕された男について、事前に事件を犯す危険性があると通報を受けながら捜査していなかったことに触れ、「容認できない。彼らはトランプ陣営とロシアの共謀を証明しようと多くの時間をかけすぎている」と非難しました。そして「共謀はない」と書き込み、改めて共謀を否定しました。


また、18日朝には「オバマ前大統領はロシアの脅威を知っていながら何もしなかった」とか「ロシアは想像以上に成功し、笑い転げているだろう」と投稿し、当時のオバマ政権の対応を批判するなど反論に躍起になっています。


2016年米大統領選へのロシア介入疑惑を巡り、トランプ大統領は週末の多くの時間を米連邦捜査局FBI)や民主党、モラー特別検察官の捜査、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)への批判に費やした。例外だったのはロシアだ。


  トランプ氏がロシアに絡んで24時間にツイートした14ものメッセージは、自身の大統領当選の正当性を擁護するとともに、ロシアの情報操作に自身とその陣営が共謀したことはないと主張する点に主眼を置く内容だった。


  大統領は、介入疑惑がどれほど大々的に捜査されているかについて、ロシアは「モスクワで大笑いしている」と記した。だが、モラー特別検察官が16日、ロシアの個人と企業を訴追した際に列挙したような介入をやめるよう促すメッセージは見当たらず、具体的な対抗策としては「米国よ賢くなれ!」と呼び掛けただけだった。


  このうちFBIに対しては、ロシア疑惑の捜査に集中し過ぎるあまり、フロリダ州の高校で起きた銃撃事件を防ぐことができたかもしれない兆候を見逃したと指摘。共謀疑惑をあらためて否定した上で、FBIは「基本に戻って、われわれ全てに誇りを取り戻せ!」とツイートした。


原題:Trump Criticizes Everyone But Russia for 2016 Election Meddling(抜粋)