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米朝首脳会談の合意を受けて朝鮮戦争で亡くなったアメリカ兵、55人分の遺骨は先月27日、北朝鮮から返還されソウル近郊のオサン(烏山)空軍基地で身元の確認などが行われてきました。


基地では、1日午後、式典が行われ、国連軍と韓国に駐留するアメリカ軍のトップにあたるブルックス司令官が、「北朝鮮の人道的な協力で遺骨の返還が実現した。すべての遺骨を家族に返すことがわれわれの義務だ」と述べ、残る5000人を超えるとされる行方不明の兵士の遺骨の返還についても北朝鮮側と協議を続けていく姿勢を強調しました。


式典のあと、朝鮮戦争の参戦国だったイギリス軍の兵士がバグパイプを演奏しながら遺骨をのせた車両を先導して滑走路に向かいました。


そして兵士たちが、水色の国連の旗で包まれた遺骨を、輸送機に運び込んでハワイに向けて出発しました。アメリカ軍によりますと、遺骨は今後、DNA鑑定などを行ったうえで、家族などのもとに返されることになっています。