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ゴーン前会長は、ルノーの会長兼CEOを務めていた2016年10月、フランスのベルサイユ宮殿で自身の結婚披露宴を開いています。

これについてルノーは7日、披露宴の費用が無償になったのは、会社が宮殿側に支援事業の資金を拠出したためで、本来かかる5万ユーロ(日本円で600万円余り)はゴーン前会長の個人的な利益に当たるとして、不正の疑いがあると公表しました。

これについてゴーン前会長の弁護士は8日、フランスの公共ラジオの取材に対し、「ゴーン前会長は請求書などを確認せず、スタッフが処理をしたとみられる。不正だという疑惑は誤解だ」と述べ、ゴーン前会長がベルサイユ宮殿を無償で使った経緯を把握していなかったという見方を示しました。

そのうえで「疑惑はルノーがゴーン前会長に請求書を送れば解消されるものだ。費用を支払う用意はある」と釈明しました。

この疑惑をめぐっては、ルノーが社内調査を進めたうえで、司法当局に通報する方針を明らかにしています。

日産自動車カルロス・ゴーン前会長は、ルノーの会長兼CEO=最高経営責任者だった2016年10月、フランスのベルサイユ宮殿で自身の結婚披露宴を開きました。
通常、宮殿内の施設を借りるには5万ユーロ(日本円で600万円余り)かかりますが、ルノーによりますとゴーン前会長からベルサイユ宮殿側への費用の支払いはありませんでした。

この結婚披露宴より前のこの年の6月、ルノーは「メセナ」と呼ばれる企業による文化支援事業として、ベルサイユ宮殿との間で230万ユーロ(日本円で2億8000万円余り)を改修費用として拠出する契約を結んでいました。
この契約のなかには、拠出した額の4分の1にあたる額を上限に、ルノーがベルサイユ宮殿内の施設を利用できるという取り決めが含まれていました。

ベルサイユ宮殿の広報担当者は、ゴーン前会長の結婚披露宴が行われた日は、この取り決めに基づいてルノー側から施設を利用したいと求められたと説明しています。

このためルノーは、本来、会社がベルサイユ宮殿から得られるべき利益が、ゴーン前会長の結婚披露宴という個人的な理由に流用されたことから不正の疑いがあると主張しています。

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