国境の壁めぐり新予算案に基本合意 政府機関の再閉鎖回避か #nhk_news https://t.co/23mdA7Yr0p
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年2月12日
アメリカのメディア各社は、11日、与党・共和党と野党・民主党が、新たな予算案に基本合意したと一斉に報じました。
合意の内容についてAP通信は、トランプ大統領が求めていた57億ドルよりも大幅に少ないおよそ14億ドルが、壁ではなく金属製の柵などを設置するために盛り込まれる見通しだと伝えています。
国境の壁をめぐっては建設を求めるトランプ大統領と、反対する民主党の対立で予算が成立せず、先月まで政府機関の一部が1か月以上にわたり閉鎖されました。
壁の建設費を含まない暫定予算を組むことで閉鎖はひとまず解除されましたが、今月15日が期限の暫定予算に代わる予算案がまとまるか、注目されていました。
新たな予算案が議会で可決されトランプ大統領が署名すれば、政府機関が再び閉鎖される事態は避けられることになります。
これについてトランプ大統領は11日、南部テキサス州で開いた集会で、「何らかの進展があったとは聞いているが詳しく説明は受けていない。いずれにせよ壁はつくる」と述べたうえで、不法移民の流入などを防ぐために壁が必要だと繰り返し主張しました。