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特別背任などの罪で逮捕・起訴された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)は、今月6日に東京拘置所から保釈され、都内の住居などで過ごしています。

ゴーン前会長は去年11月の逮捕後に、日産の会長職などを解任されていますが、今も取締役にとどまっているため、12日に予定されている日産の取締役会への出席を希望し、東京地方裁判所に許可を求めたということです。

保釈の条件で、西川廣人社長など日産関係者との接触は禁止され、取締役会に出席するには裁判所の許可を得る必要がありますが、裁判所は出席を認めない決定をしたことが、関係者への取材でわかりました。

関係者によりますと、ゴーン前会長は「取締役としての義務がある」として、出席を望んでいましたが、日産側は出席に反対する意向を検察に伝えていたということです。

裁判所は検察から意見を聞くなどした結果、取締役会への出席が、日産関係者への圧力になりかねず、証拠隠滅につながるおそれがあると判断したとみられます。

関係者によりますと、新たな会議体は日産の西川廣人社長、三菱自動車の益子修CEO、ルノーのスナール会長とボロレCEOの3社連合の経営トップ4人で作る方針です。

今後は、経営トップ4人による新しい会議体で3社の連携などについて議論することにしていて、会議体のトップにはルノーで提携を担当するスナール会長が就任する方向で調整を進めています。

3社連合をめぐっては、ゴーン前会長の一連の事件のあと、3社の経営トップをつとめた前会長への権限の集中を許した体制見直しが検討されていました。

3社の経営トップは12日、横浜市で共同で記者会見し、こうした内容を発表する見通しです。

12日、日産自動車三菱自動車工業の経営トップと共同で記者会見に臨む予定のルノーのスナール会長は、11日午後3時ごろ、羽田空港に到着しました。

航空会社や空港の関係者に付き添われて到着ロビーに姿を現したスナール会長は、記者団からの問いかけに対し、「あす会いましょう。あす話します」とだけ答え、足早に空港を後にしました。

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