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北朝鮮では26日まで2日間にわたって朝鮮人民軍の幹部が集まった大会が開かれました。

これについて27日、国営メディアが、キム委員長が大会に出席して演説を行ったと伝えたのに続いて、28日付けの朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、キム委員長がピョンヤン市内の競技場や党の本部庁舎で大会に出席した幹部らと記念撮影を行ったと伝えました。

大会でキム委員長は「情勢はどのときよりも、軍の戦闘力をあらゆる方面で強化することを求めている。軍の精鋭化の実現に総力を集中する」と述べ、軍事力の強化を訴えたということですが、アメリカとの関係や核・ミサイル開発については言及がありませんでした。

キム委員長としては、2回目の米朝首脳会談が物別れに終わる中、軍に寄り添う姿勢を強調するとともに、体制の引き締めを図るねらいがあるとみられます。

スペインのマドリードにある北朝鮮の大使館に先月、武装した男たちが押し入り、中にいた職員を縛って尋問したうえ、コンピューターなどを奪って逃げた事件について、「自由朝鮮」と名乗る団体が関与を認める声明を出しています。

「自由朝鮮」は28日、新たな声明をホームページで発表し、活動の目的などについて明らかにしました。

このなかで「世界各国にいる同胞と結集した脱北者の組織だ。韓国に住んでいる脱北者とは連携していない」と主張し、韓国以外の国で活動している脱北者でつくる組織だとしています。

そのうえで、「キム一族の世襲を断ち切るという信念で結集した。北朝鮮国内の同志たちとともに、行動によってキム・ジョンウン政権を根本から揺るがす」と宣言しています。

「自由朝鮮」はこれまでの声明で、アメリカのFBI連邦捜査局の求めに応じて情報を共有しているとしていて、今後、米朝関係の懸案事項に浮上する可能性もあります。

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