正常に考えれば、実行家というものは、みな懐疑派である。精神は、いつも未知な事物に衝突していて、既知の言葉を警戒しているからだ。先ず信ずるから疑う事が出来るのである。(1)
— 小林秀雄(1902-1983) (@hideokobayashi1) 2019年4月5日
あらゆる事において自分は正しいと思い込んだ人間、これは野心や支配欲がいつも狙っている大きな獲物であります。
— 小林秀雄(1902-1983) (@hideokobayashi1) 2019年4月6日
画は、何にも教えはしない、画から何かを教わる人もない。画は見る人の前に現存していれば足りるのだ。美は人を沈黙させます。どんな芸術も、その創り出した一種の感動に充ちた沈黙によって生き永らえて来た。(1)
— 小林秀雄(1902-1983) (@hideokobayashi1) 2019年4月7日