イラン大統領「国家への侮辱」 革命防衛隊への米のテロ指定に #nhk_news https://t.co/RhnAL7HBim
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月18日
中東のイランで軍の創設記念日に合わせた大規模な軍事パレードが行われ、ロウハニ大統領はアメリカが精鋭部隊の革命防衛隊をテロ組織に指定したことについ「国家に対する侮辱だ」と述べて強く非難しました。
軍事パレードは18日、イランの首都テヘランで行われ、高性能の地対空ミサイルシステム「S300」や、主力の戦闘機などが次々と公開されました。
ロウハニ大統領は演説で、アメリカのトランプ政権が今月、精鋭部隊の革命防衛隊をテロ組織に指定したことについて、「イラン軍と国家に対する侮辱だ」と述べて改めて強く非難しました。そのうえで、イランの影響力拡大を警戒するアラブ諸国に向けて、「イランは域内の国を脅かすようなことはしない。あらゆる問題の根源は、アメリカとイスラエルによるものだ」と述べて、連帯を呼びかけました。
アメリカの対応を受けて、イランは中東地域に展開するアメリカ中央軍をテロ組織に指定したほか、議会でも対抗措置を検討していて、敵対する両国の間でさらに緊張が高まることが懸念されています。
ヨルダン ペトラ遺跡に日本の支援で博物館オープン #nhk_news https://t.co/GS804DhcN2
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月18日
新しくオープンした「ペトラ博物館」は日本がおよそ7億8000万円の無償援助を行い、ヨルダン南部のペトラ遺跡の入り口に建設されました。
18日にはヨルダンのフセイン皇太子や日本の柳秀直大使が出席して式典が開かれ、このあと一般に公開されました。
ペトラは紀元前2世紀ごろからおよそ400年間交易で栄えたナバテア王国の中心都市で、映画「インディ・ジョーンズ」の撮影が行われたことでも知られています。
博物館には遺跡で発見された文化財およそ300点が展示され、このうち2000年前のものとみられるスフィンクスの石像は、古代ギリシャの影響を受けていると考えられています。またアラビア語の起源と言われるナバテア文字の石碑も展示され、文字を使う当時の社会の様子を紹介しています。
日本の柳大使は「各国から観光客が訪れるペトラに、日本が支援した博物館がオープンしたことに意義を感じている。ヨルダンの外貨獲得や雇用創出につながるよう、観光客が増えることを期待したい」と話していました。
またヨルダン人の観光ガイドの男性は「友好国の日本の皆さんに感謝したいです。博物館を通じて私もペトラについてもっと学んでいきたいです」と話していました。