米国務長官 イランとの対話に前向き イラン外相「考えにくい」 #nhk_news https://t.co/m3sh91gQru
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年6月2日
アメリカのポンペイオ国務長官は2日、訪問先のスイスで記者団に対し、「イランとは前提条件を設けることなく、話し合いをする用意はある」と述べ、緊張状態が続くイランとの対話に前向きな考えを示しました。
一方で、ポンペイオ長官は「イラン政府や革命防衛隊による悪しき活動を根本的に改めさせるための努力は継続していく」とも述べ、イランへの圧力を維持していく方針を重ねて強調しました。
ただイランのザリーフ外相はアメリカのABCテレビのインタビューで、「対話はアメリカにとって圧力の一環でしかない。協議に応じることは考えにくい」と話しています。
またイラン外務省の報道官はポンペイオ長官の発言に対し、「イランはアメリカの言葉遊びには応じない」と反発するなど、直接対話には消極的で、両国の立場の違いは依然として大きなままです。
アメリカとイランをめぐっては安倍総理大臣が仲介役を担う考えを示し、今月中旬にイランを訪問する方向で最終調整しており、両国が今後、どのように歩み寄れるのか、注目されています。