アルジェリア 来月予定の大統領選 候補者不在で中止に #nhk_news https://t.co/JWWZMSxhA5
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年6月2日
アルジェリアではことし4月、多選に抗議するデモが続いたことを受けて、20年にわたって権力の座にあったブーテフリカ大統領が辞任に追い込まれました。
そしてベンサラ暫定大統領が権力の移行に向けて来月4日に大統領選挙を実施すると決定しましたが、期限までに立候補を届け出たのは2人しかおらず、審査の結果、いずれも立候補の条件を満たしていなかったということです。
このためアルジェリアの憲法評議会は2日、大統領選挙を来月4日に実施することは不可能だとする声明を発表し、選挙は中止されることになりました。
アルジェリアではブーテフリカ大統領を辞任に追い込んだあとも抗議デモが続いていて、参加者たちは軍を中心としたエリート層による支配体制が維持されているままでは公正な選挙は行えないとして延期を求めていました。
アルジェリアの憲法評議会はベンサラ暫定大統領に改めて選挙の日程を設定するよう求めていますが、めどは立っておらず、事態の正常化に向けた道筋は不透明となっています。
スーダン 軍政が民主化求めるデモ隊排除で緊迫 #nhk_news https://t.co/AD5WoSasSE
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年6月3日
スーダンの治安当局は3日朝、首都ハルツームの軍本部前で、民政への移行を求めて抗議の座り込みを続ける数千人のデモ隊の排除に乗り出しました。
民主化勢力側の医療団体によりますと、銃で撃たれるなどしてこれまでにデモ隊の9人が死亡したほか、多数のけが人が出ているということです。
スーダンでは、ことし4月、反政府デモの盛り上がりを背景に軍がクーデターを起こし、30年にわたって権力を握り続けたバシール大統領が失脚しました。
その後、軍主導の評議会が暫定統治を始めたのに対し、民主化勢力は、民政への早期移行を求めて軍側と協議するとともに、軍本部前で抗議の座り込みを続けてきました。
協議では、3年後に選挙を行うことでは合意したものの、軍は選挙までの暫定統治の期間は主導権を手放そうとせず、協議は行き詰まりを見せていました。
治安当局がデモ隊の排除に乗り出したことを受けて、民主化勢力は、市民に対し、軍主導の評議会を倒すため、非暴力の街頭デモに参加したり各地で道路や橋を封鎖したりするよう呼びかけ、事態は緊迫しています。
d1021.hatenadiary.jp
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