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Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)

「企業を見るための“ものさし”」であり、「企業の持続的な成長の土台となりうるもの」

CSR・・・Corporate Social Responsibilityの略で、「企業の社会的責任」と訳される。企業は顧客や株主、従業員に対してだけではなく、広く社会全体に対しても責任を果たし、価値を提供すべきという考え方。

「ESG」は「CSR」よりも事業性の観点が入っています。

企業が、リスクや機会を十分認識した上で、ある意味戦略的に、社会的な課題にどう取り組んでいくかというのが「ESG」だと認識しています。

CSRは、環境や社会に対して良いことを、企業が企業の目線でやっていくイメージ。

ESG は、例えば自動車業界だと、二酸化炭素をいかに減らすために、電気自動車の開発に取り組むとか、水素で走ることに取り組むとか。

社会課題が、企業にとってリスクかもしれないけど、自社の製品やサービスがより伸びるチャンスになるかもしれないところに、戦略的に取り組むイメージですね。

「ESG」が大事だな、となってきた理由は、ざっくり言うと、ステークホルダー(※)からの要請という観点が一番強いです。

ステークホルダー・・・企業の経営に対して利害関係があるもののことを指す。消費者(顧客)、従業員、株主(投資家)、取引先のほか、金融機関や競合企業、地域社会、行政機関なども含まれる。ステークホルダーの利害は必ずしも一致しないため、企業はステークホルダー間のバランスをとりながら経営していく必要がある。

特に、投資家の機運と、取引先からの要請ですね。

2006年に国連が「責任投資原則」というものを発表しています。

そこで、機関投資家(※)が投資をする際にはEとSとGですね、環境・社会・企業統治をきちんと意識して投資していきましょう、といったことを提唱しています。

株主がESGを意識するようになってきているので、企業としてはESGに取り組んでいないと安定した株主が得られない、と。

社会問題の顕在化が一番大きいと思います。
海面が上昇したり、夏すごく暑かったり、気象や環境が異常だなと感じることがありますよね。

企業が持続的に成長していくかどうかを中長期的に見るために、E、S、Gに対するスタンスやどんな取り組みをしているかという「非財務情報」といわれるものが重要視されてきているんです。

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