ウイグル暴動から10年 中国政府に抗議するデモ トルコ #nhk_news https://t.co/sL8oN4Jolo
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月5日
中国の新疆ウイグル自治区では2009年7月5日、中心都市のウルムチで少数民族のウイグル族による中国政府への抗議デモが大規模な暴動につながり、政府側の発表で、およそ200人が死亡しました。
暴動から10年となった5日、中国の新疆ウイグル自治区から逃れた人たち数万人が住んでいるとされるトルコのイスタンブールで中国政府に対する抗議デモが行われ、1000人近くが参加しました。
参加者たちは中国総領事館の近くで「中国はウイグル族の土地から出て行け」などと抗議の声をあげていました。
デモに参加した男性の1人は暴動が起きた日を忘れないために参加したと話したほか、女性の1人は「仲間たちへのひどい弾圧が続いている」と窮状を訴えていました。
トルコ政府はことし2月、「ウイグル族に対する組織的な同化政策は人類にとって大きな恥だ」などと中国政府を非難する声明を出したのに対し、中国外務省は「ウイグルの人々の安全や幸せに対する実感は大きく向上している」などと反論しています。
南シナ海のミサイル発射報道 中国「事実と合わない」と反発 #nhk_news https://t.co/Tw3aIeIuRF
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月6日
アメリカ軍は今月3日、中国軍がアメリカ太平洋時間の先月30日に、中国本土から、南シナ海の領有権争いがある海域に向けて6発のミサイルを発射したと明らかにしました。
アメリカ軍の当局者によりますと、中国軍が本土から南シナ海の領有権争いがある海域に向けてミサイルを発射したのは初めてで、各国のメディアは大きく報じていますが、中国共産党系の新聞環球時報は6日、中国国防省が「関連する報道は事実と合わない」とコメントしたと伝えました。
ただ、具体的に何について「事実と合わない」と主張しているのかは明らかにしていません。
そのうえで、中国国防省は、中国軍で南シナ海を管轄する「南部戦区」が、南部の海南島周辺の海域で実弾射撃訓練を行ったことを明らかにし「いかなる国や特定の目標に向けたものではない」と説明したということです。
中国の海事当局は、これに先立って先月29日から3日までの5日間、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島の北側の海域で軍事訓練を実施すると発表していました。