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ロシアの東シベリアのイルクーツク州では先月25日、大雨の影響で大規模な洪水が発生し、これまでに25人の死亡が確認されたほか、1万棟の住宅や道路や橋などのインフラが被害を受けました。

プーチン大統領は、今月19日、現地入りして地元の州知事などと会議を行い、見舞い金すら受け取れていない住民がいることなど、地元政府の責任を厳しく追及し、住宅の再建など復旧を急ぐよう指示しました。

一方、プーチン大統領は25日、被災地の子ども連れの家族をクレムリンに招きました。

このなかで、プーチン大統領は、困っていることなどを聞き取ったうえで、子どもたちを今月末にサンクトペテルブルクで予定されている海軍のパレードに招待することを約束しました。

ロシアでは、プーチン政権が進める年金制度改革や厳しい経済状況などを受けて、国民の生活がないがしろにされていると不満が高まっていて、プーチン大統領としては災害からの復旧を最優先に取り組み、被災者に寄り添う姿勢を強調したとみられます。

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ウクライナ保安庁は、黒海沿岸のイズマイルの港でロシア船籍のタンカー「ネイマ」を拿捕したと25日発表し、迷彩服を着た保安庁の職員らがタンカーに乗り移り、乗組員から事情を聴いている映像を公開しました。

ウクライナとロシアの間では去年11月ウクライナ南部の黒海アゾフ海をつなぐケルチ海峡で、ロシアの国境警備船がウクライナ海軍の艦船3隻を銃撃・拿捕する事件が起きています。

ウクライナ保安庁によりますと、今回拿捕されたロシアのタンカーは去年11月の事件の際に海峡の真ん中に停泊し、艦船の航行を妨害した疑いが持たれているということです。

「ネイマ」はその後、「ニカ・スピリット」と船名を変えたものの、ウクライナ保安庁は追跡を続け、今回、寄港したところを拿捕したと見られ、ロシアのカラシン外務次官は「ウクライナ側の挑発行為だ」と非難しています。

ウクライナでは、今月21日行われた議会選挙でゼレンスキー大統領の政党が単独過半数を獲得し、去年、ロシアに拿捕された艦船と24人の兵士の解放を選挙後の優先課題の1つに掲げたことから、今回の拿捕が、両国の新たな対立の火だねにならないか懸念されています。

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