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民主化運動「アラブの春」の発端となった北アフリカチュニジアで、初めての民主的な選挙で選ばれた現職のカイドセブシ大統領が、25日、亡くなりました。チュニジアの大統領府は、25日、現職のカイドセブシ大統領が、首都チュニスにある軍の病院で亡くなったと発表しました。

死因は明らかにされていませんが、カイドセブシ大統領は92歳で、先月、入院したことが伝えられるなど、体調の悪化が懸念されていました。

カイドセブシ大統領は、チュニジアが1956年にフランスから独立したあと、初代大統領のもとで閣僚を経験するなど、要職を務めました。

1度は政界を引退したものの、民主化運動「アラブの春」で当時の政権が崩壊すると政界に復帰し、2014年には、初めてとなる民主的な選挙で大統領に選ばれました。

アラブの春」を経験した中東の周辺国が次々と混乱に陥るなかで、カイドセブシ大統領のもと、チュニジアは、民主化を着実に進め、今では「アラブの春の唯一の成功例」とも言われています。

ただ、失業率は高いままで、政府の経済政策に対する国民の不満は根強いほか、過激派組織IS=イスラミックステートによるテロ事件が起きるなど、治安にも課題を抱えています。

9月15日に大統領選挙が行われる予定で、それまでの間は、議会の議長が暫定的に大統領を務めます。

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