ロシアの野党指導者 警察で拘留中に体調異変 #nhk_news https://t.co/MfHM5YgFuF
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月28日
ロシアのモスクワでは、ことし9月のモスクワ市議会選挙に向けて、野党勢力の立候補予定者たちが書類の不備などを理由に届け出が受理されなかったことに反発が広がっています。
27日には、野党勢力の支持者などが抗議集会を開こうと集まったところ、警察は許可のない集会だとして1000人以上を拘束しました。
集会を呼びかけた野党勢力の指導者ナワリヌイ氏は先週、警察に拘束されましたが、野党勢力の広報は28日、拘留中のナワリヌイ氏は、顔が大きく腫れあがり、皮膚が赤くなるアレルギー症状のような体調の異変を訴えて病院に運ばれたことを明らかにしました。
ロシアメディアはナワリヌイ氏の症状は重くないと伝えていますが、広報は「これまで本人にアレルギーの症状が出ることはなかった」として施設内での警察の対応を疑問視するとともに反発を強めています。
野党勢力側は、来月3日もモスクワで集会を開くとしていて、再び緊張が高まることも予想されます。