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ミャンマー政府によりますと15日、東部のシャン州とその周辺で軍の学校や検問所などが少数民族武装勢力に襲われ、兵士や警察官など合わせて15人が死亡したほか13人がけがをしました。

襲撃された地域の近くは、イギリスの統治時代に建設された橋脚の高さが100メートルにも及ぶ鉄道橋が観光地となっていて、多くの観光客が訪れることで知られています。

ミャンマーの旅行業協会によりますと、襲撃で主要道路の橋が破壊されるなどして50人近くの外国人や周辺にいた多くの人たちが、激しい渋滞や安全上の懸念から自由に移動することができなくなり、足止めを強いられているということです。

旅行業協会は観光客に安全な経路で離れる方法を案内しているということです。

ミャンマー日本大使館によりますと、足止めされている外国人の中に日本人がいるとの情報はこれまでのところないということですが、襲撃があった地域には近づかないよう呼びかけています。

ミャンマー西部ラカイン州では、おととしの8月末、少数派のイスラム教徒、ロヒンギャ武装勢力に対する軍の掃討作戦が行われ、ロヒンギャの住民70万人余りが隣国のバングラデシュに避難しています。

この問題についてミャンマー大統領府の報道官は16日、一部の避難民の帰還を今月22日から始める計画をバングラデシュ政府に提案したことを明らかにしました。

計画では両国政府が身元の確認作業を終えた人たちについて、
▼初めは3450人、
▼次はおよそ8000人、
▼その次は、およそ2万5000人と
3段階に分けて帰還を実施するなどとしています。

ただ、これまでにバングラデシュ政府からの返答はないということです。帰還を目指す試みはこれまでもありましたが、ロヒンギャの人たちが安全面を強く懸念していることなどから実現しておらず、今回の計画も実施できるかどうかは不透明な情勢です。

問題の発生からまもなく2年を迎え、国際社会からの非難も強まる中、ミャンマー政府としては、解決に向けて取り組む姿勢をアピールするねらいもあるとみられます。

ミャンマー政府によりますと15日、東部のシャン州とその周辺で、軍の学校や検問所などが少数民族武装勢力に襲われ、兵士や警察官など、合わせて15人が死亡、13人がけがをしました。

襲撃された地域の近くには、イギリスの統治時代に建設された橋脚の高さが100メートルにもおよぶ鉄道橋があり、多くの観光客が訪れることで知られています。

襲撃で主要道路の橋も破壊され、地域を走る鉄道の運行も止められたことから、50人近い外国人や周辺にいた多くの人たちが足止めを強いられていました。

しかし、地元メディアによりますと、17日朝から鉄道の運行が再開され、大勢の人を運ぶ手段が確保されたことから、足止めの状況は解消しつつあるということです。

ミャンマー政府は少数民族武装勢力との和平を最優先課題に掲げていますが、交渉は思うように進まず、不安定な情勢が続いています。

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