英とEU 離脱問題で大詰めの協議 #nhk_news https://t.co/xo7PMKKNSF
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年10月15日
協議ではイギリスの北アイルランドとEU加盟国のアイルランドとの国境で、離脱後にモノの移動をどう管理するかが最大の課題となっています。
イギリスは今月初め、厳格な国境管理は避け、簡素化した税関審査を設ける打開案を示しましたがEU側は現実的な案ではないと難色を示しています。
このため今月17日に始まるEU首脳会議までの合意を目指し双方の交渉チームが15日も妥協点を探る大詰めの協議を行いました。
協議の内容はこれまでのところ明らかになっていませんが、EUのバルニエ首席交渉官は協議に先立って「合意は難しくなってきているが今週中に達することも可能だ」と述べ、首脳会議までに合意する余地は残っているとの認識を示しました。
ただ、15日にルクセンブルクで行われた離脱をめぐる加盟国の閣僚級の会議を前にフィンランドのEU担当相が「首脳会議は離脱期限の延長について話すだろう。すべてのシナリオがありうる」と述べたほか、ルクセンブルクの外相も「来週、再度首脳会議を開く必要があるだろう」と述べるなど今週中の合意には慎重な見方を示していて依然、予断を許さない状況が続いています。