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中東のレバノンでは、財政難に苦しむ政府がスマートフォンのアプリによる通話に課税する方針を打ち出したことをきっかけに、先月から首都ベイルートを中心に反政府デモが行われ、デモ隊が道路を封鎖するなど混乱が続いています。

こうした中、24日と25日の夜間、デモ隊とイスラムシーア派組織ヒズボラの支持者との間で衝突が起きました。

現地からの報道では、衝突現場にいたデモ隊の多くはキリスト教で、ヒズボラシーア派を称賛する声をあげたのに対し、デモ隊側が「ヒズボラはテロリストだ」と応酬したと伝えています。

現場では、互いが石を投げ合ったほか、25日深夜には激しい発砲音も聞こえ、現地の当局によりますと、複数のけが人が出ているということです。

レバノンはさまざまな宗教や宗派の利害が複雑に絡み合った「モザイク国家」で、対立の激化から15年に及ぶ内戦が起きた経験もあり、反政府デモと混乱が続く中、宗教や宗派間の対立が再燃するのではないかという懸念も出ています。

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