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会合は、4日夜、東京都内で開かれ、安倍総理大臣と当選同期の自民党の岸田政務調査会長野田聖子総務大臣らが出席しました。

野田氏によりますと、安倍総理大臣は会合で、「国内外で問題が山積する中、自分は平常心で頑張っているので、心配しないでほしい」と述べたほか、出席者に対し、「全員ポスト安倍だ」と述べたということです。

会合のあと、野田氏は記者団に対し、次の自民党総裁選挙について、「私は過去2回失敗しているので、3度目の正直で頑張りたい」と述べました。

また、自民党の各派閥の事務総長らが、4日夜、都内で開いた会合では、「桜を見る会」をめぐって、「安倍総理大臣も反省しているが、昔からの慣例で行われてきており、われわれも反省しなければならない」といった意見が出されたということです。

また、衆議院の解散の時期について、出席者から、「早いほうがいい」という声の一方、「来年の東京オリンピックパラリンピック後ではないか」という見方が出されたということです。

国会の会期末を来週9日に控え、自民党の派閥の会合では、幹部が終盤国会には緊張感を持って臨むよう呼びかけました。

麻生副総理兼財務大臣は「国会もあと数日ということで、懸案だった日米の貿易協定もきのう承認され、誠にめでたい。会期末になると、いろいろ不測の事態が起こるのはよくある話で、そうしたことに備えて、最後まで職責を果たしてもらいたい」と述べました。

また、細田元幹事長は「国会も来週9日が最終日だ。衆参両院で、懸案の法案などはだいたい成立しているが、最後まで、ご精励をお願いしたい」と述べました。

さらに、竹下元総務会長は「国会も大詰めなので、緊張感を持って対応していかなければならない。来年度予算案は、今月20日には閣議決定したいという話なのでしっかりとつくり上げていきたい」と述べました。

自民党の森山国会対策委員長は記者団に対し、「野党側は会期を延長して『桜を見る会』の質疑をやりたいという意向なのだろうが、会期は議決しているので、来週9日の月曜日に基本的に終わるべきだ。今年度の補正予算案や来年度予算案の編成作業も考えると、会期延長は非常に難しい。二階幹事長とも相談し、あす返事をしたい」と述べました。

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小沢一郎が集めてきた連中の質が悪かった。
つまり、自民党から出たいのに公認が得られない候補だった。
だから、旧体制の監視要員として機能してきた。

政府は5日夜、臨時閣議を開き、一連の災害からの復旧・復興、経済の下振れリスクへの備え、それに、東京オリンピックパラリンピック後を見据えた景気活性化策の3つを柱とした、新たな経済対策を決定しました。

災害からの復旧・復興は事業規模が7兆円程度で、河川の堤防などのインフラ強化をはじめ、ハザードマップの作成を加速させることを盛り込んでいます。

経済の下振れリスクへの備えは7兆3000億円程度で、日米貿易協定を踏まえ、農林水産物の輸出拡大に向けた支援の強化や、いわゆる就職氷河期世代の支援として、来年度から3年間、国家公務員への中途採用に集中的に取り組むとしています。

来年以降を見据えた景気活性化策は、11兆7000億円程度で、マイナンバーカードを持つ人に買い物で使えるポイントを付与する制度を来年9月から導入することや、高齢ドライバーによる交通事故を防ぐため、自動ブレーキなどを備えた車の購入を支援することを盛り込んでいます。

また、令和5年度までに小中学生に1人1台のパソコンやタブレットの配備を目指すほか、東京オリンピックパラリンピックを契機に、外国人観光客をさらに受け入れる環境を整備するとしています。

事業規模の総額は26兆円程度で、第2次安倍政権以降の経済対策としては、3年前の28兆円余りの対策に次ぐ規模となりました。

このうち財政投融資を含めた財政支出は13兆2000億円程度で、政府は、今回の経済対策でGDP=国内総生産を実質で1.4%程度押し上げる効果が見込まれるとしています。

臨時閣議では、来年度予算案について、今年度の補正予算案とあわせた「15か月予算」の考え方で編成にあたるとした基本方針も決定され、政府は、年末に向けて編成作業を加速することにしています。

今回の経済対策は、「災害からの復旧・復興」「経済の下振れリスク」への対応、それに「オリンピック・パラリンピック後を見据えた景気活性化策」を3つの柱として、200を超える施策が盛り込まれています。

このうち、「災害からの復旧・復興」では、台風19号など一連の災害の被災地で、被害にあった家屋の解体や災害廃棄物の処理の支援、鉄道の復旧や代行バスの運行を支援するなどして、被災した人たちの生活の再建を後押しします。

また、被災した中小企業や農林漁業者が仕事を再開できるよう支援するとともに、被害を受けた河川や道路の本格的な復旧を進めます。

さらに今後の防災・減災に向けて「国土強じん化」の取り組みに力を入れます。氾濫の危険性がある河川で堤防を強化したり、川底を掘削したりして、水位の上昇を防ぐ工事に対し個別に補助金を出すほか、市街地の浸水被害を防ぐため、地下に雨水をためておく施設を整備します。

また、市街地の緊急輸送道路などで電線を地中に埋める「無電柱化」を加速させるとともに、災害時に拠点となる病院や社会福祉施設で給水設備や自家発電装置の整備などを進めます。

「経済の下振れリスク」への対応としては、経済の好循環を持続させるための施策が盛り込まれました。

最低賃金の引き上げに向けた中小企業への支援や、中小企業が事業承継を進めやすくするため後継者候補の育成や経営改革を支援します。

農業分野では、日米の貿易協定を踏まえ、和牛の増産に向けた酪農家への支援の拡充や、国産チーズの競争力強化に向けた対策を実施します。

さらに、いわゆる「就職氷河期世代」の支援策として、ハローワークに専門の窓口を設置するほか、国家公務員としての中途採用を来年度からの3年間で集中的に取り組むとしています。

「オリンピック・パラリンピック後を見据えた景気活性化策」として、消費を下支えするため、来年9月から再来年3月までの7か月間、マイナンバーカードを持つ人に対し、買い物に使えるポイントを付与する新たな制度を導入し、1人当たり最大2万円までのキャッシュレスでの決済や入金に対して、5000円分のポイントを付ける方針です。

デジタル化の時代に対応する人材を育てるため、令和5年度までに小中学校の児童・生徒に1人1台のパソコンやタブレットを配備することを目指し、事業を実施する自治体への補助制度を作ります。

高速・大容量の通信規格、5Gのさらに次の世代にあたる「ポスト5G」の技術開発を支援する基金を設けることや、高齢ドライバーによる交通事故を防ごうと、65歳以上の人が自動ブレーキを搭載した車などを買う場合の補助制度を創設することも盛り込まれました。

新たな経済対策は、事業規模が26兆円にのぼり、前回3年前の平成28年8月に策定した28兆1000億円の対策に匹敵する規模です。

国と地方の支出は9兆4000億円で、これに加えて、国が「財投債」と呼ばれる債券を発行して民間の事業に低金利で資金を供給する「財政投融資」を3兆8000億円行って、インフラ整備などを進めます。

巨額の財政投融資を活用することで「財政支出」を13兆2000億円として事業の規模を確保した形です。

政府としては、対策の規模を可能なかぎり大きくすることで、海外経済の減速が国内の景気に悪影響を及ぼす懸念に対して、先手を打って万全の対応をしていると強調するねらいがあります。

しかし、巨額の規模を確保しても施策の実施には課題もあります。対策のうち、国土強じん化などに充てる「公共投資」は6兆円程度と見込まれますが、建設現場で人手不足が続く中、巨額の予算を計上しても十分に執行できないおそれがあります。

また、財政支出を除いた、残りの13兆円近くは民間の支出や政府系金融機関による企業への融資などですが、想定通り利用されるかは現時点では不透明です。

一方、支出を賄う財源をどう確保するかも課題となります。政府は、編成作業を進めている今年度の補正予算案に対策に必要な経費として4兆3000億円を計上する方針です。

これに対して、財源は、公共事業などに使い方を限った建設国債を発行するほか、経費の削減や使われなかった予算の活用などを検討しています。

歳入の3割程度を借金にあたる国債の発行で賄う厳しい財政状況の中、対策に必要な支出の一部はさらなる借金に頼らざるをえない形で、財政健全化に向けた目標の達成は一段と厳しくなります。

安倍総理大臣は、臨時閣議に先立って開かれた経済財政諮問会議で、「海外経済を要因とする経済の先行きリスクが視界に入りつつある中、まさに今こそ、アベノミクスを加速し、課題の克服に取り組むべき時だ」と述べました。

そのうえで、「今年度補正予算や来年度予算の臨時・特別の措置を組み合わせて、しっかりとした規模の切れ目ない予算措置を講じていく。実効ある『15か月予算』の編成を進めてもらいたい」と述べ、関係閣僚に編成作業を急ぐよう指示しました。

麻生副総理兼財務大臣臨時閣議のあとの記者会見で、「日本経済は内需を中心に緩やかな回復基調だが、ことしは台風19号など自然災害が広範囲で発生し、被災者の生活や経済への影響の解消が急務だ。また、米中の摩擦など通商問題をめぐる緊張から海外発のリスクが出て、設備投資や個人消費が下押しされる可能性が否定できない。東京オリンピックパラリンピック後も民需を中心とした自律的な成長を実現する必要があり、未来の安心のため新たな経済対策を実施する」と述べました。

また、対策に必要な財源について麻生大臣は「今後、補正予算の編成作業を開始するが、財源については編成過程において検討するので この段階で答えることはできない」と述べました。

自民党の二階幹事長は、記者団に対し、「私が10兆円規模の補正予算案を編成すべきだと申し上げた時は、かなり驚きの声も上がったが、政府に決意を促してきた。結果的にわれわれの思うような方向で政府も取り組んでいて結構だ」と述べました。

公明党の山口代表は、記者団に対し、「与党の提言も十分に反映された経済対策になったと思う。相次いだ災害からの復旧・復興を図り、世界経済の下振れリスクに対応し、来年の東京オリンピックパラリンピックまでの勢いがその後も持続できるような対策を講じるという3つが柱になっており、実行に移すことが大事だ。政府・与党でしっかり結束して実施にあたりたい」と述べました。

平成24年の第2次安倍政権発足以降、経済対策を実施するのは今回が5度目です。

最初の対策は、平成25年1月に決定された「日本経済再生に向けた緊急経済対策」です。東日本大震災からの復興を加速させる施策や、ベンチャー企業の支援ために資金を供給する施策などが実施されました。国としての財政支出は、10兆3000億円程度で、民間などの負担をあわせた事業規模は、20兆2000億円程度となりました。

2度目の対策は、最初の対策と同じ年、平成25年12月に早くも決定されました。翌年4月に消費税率を8%に引き上げるのを前に、景気の下振れリスクに対応することがねらいでした。東京オリンピックパラリンピックの開催に向けたインフラ整備や、所得が低い人や子育て世帯への支援策が盛り込まれました。経済対策の規模は、国の財政支出で総額5兆5000億円程度、事業規模としては18兆6000億円程度となりました。

3度目の経済対策は、平成26年12月に閣議決定されました。消費を喚起することや地方の活性化を目指したもので国の財政支出で、3兆5000億円程度の規模となりました。

そして4度目の経済対策は、3年前、平成28年8月に決定され、リニア中央新幹線の全線開業の前倒しなどを盛り込みました。国と地方の財政支出に、国が低い金利で資金を供給する財政投融資をあわせた「財政措置」は13兆5000億円程度で、事業規模は、28兆1000億円程度となりました。今回の新たな経済対策は、単純に事業規模を並べると4度目の対策に次ぐ大規模なものとなっています。

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会長 小宮山宏の提言|コミットメント|プラチナ構想ネットワーク

商業捕鯨の再開を受けて、クジラの持続的な利用を図るため、学校給食でのクジラの活用を促進することなどを盛り込んだ改正法が5日の衆議院本会議で可決され、成立しました。

この法律は、日本がIWC=国際捕鯨委員会から脱退し、ことし7月から31年ぶりに商業捕鯨を再開したことに伴い改正するものです。

法律の目的をこれまでの調査捕鯨の実施から「クジラの持続的利用の確保」に改め商業捕鯨を円滑に行うため、政府が船舶や乗組員の確保を支援することや食文化の継承のため学校給食でクジラの利用を促進することなどが盛り込まれています。

このほか、科学的根拠をもとに算出される捕獲可能量の範囲内で捕鯨を実施することや違法に捕獲されたクジラの流通を防ぐための措置を政府が講じることも定めていて、資源の保護や動物愛護の観点から批判もある中、商業捕鯨に対する国際社会の理解を得たい考えです。

学校給食でのクジラの活用を促進することなどを盛り込んだ改正法が成立したことを受け、ことし7月に31年ぶりに商業捕鯨を再開した和歌山県太地町の三軒一高町長は「町で行ってきたクジラを食べる文化を広げる活動に弾みがつくと思います。商業捕鯨が止まっていた間に、クジラを食べない人が増えているので、給食を通してクジラ食を広め、捕鯨産業を盛り上げたい」と話していました。