アフガン侵攻40年 和平遠く…治安悪化に歯止めかからず #nhk_news https://t.co/kxNaIlN2FF
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年12月23日
40年前の24日、旧ソビエト軍は、アフガニスタンの親ソビエト政権を支援するため軍事侵攻を開始し、現地で蜂起したイスラム勢力などと激しい戦闘が続きました。
侵攻から10年後、ソビエト軍は撤退しましたが、その後の内戦の混乱は、イスラム原理主義勢力のタリバン政権の誕生につながりました。
タリバン政権は、18年前の同時多発テロ事件を受けたアメリカ軍の軍事作戦によって崩壊しましたが、5年前、アメリカ軍を中心とする国際部隊の大部分が撤退したのをきっかけに、タリバンは、反政府武装勢力として再び力を盛り返しています。
さらに、過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織も台頭し、各地でテロや襲撃が相次いでいます。
国連によりますと、去年1年間の民間人の犠牲者は、3800人以上と過去最悪となっています。
今の治安情勢について、首都カブールの男性は、「旧ソビエト軍の侵攻は、貧困や悲しみなど負の遺産を残しましたが、現在は、当時よりもさらに治安が悪くなっていて、心配です」と話していました。
アフガニスタンをめぐっては、アメリカ政府とタリバンによる直接交渉が進むなど和平に向けた模索が続く一方、今月4日には東部ナンガルハル州で長年、人道支援や復興に携わってきた医師の中村哲さんが、銃撃され死亡するなど、治安の悪化に歯止めがかからない状況が続いています。
d1021.hatenadiary.jp
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