ロシア 憲法改正で戦勝国明記を検討 日ロ平和条約交渉に影響か #nhk_news https://t.co/GHIp5TtEoF
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月1日
ロシアのプーチン大統領は、先月、憲法を改正して権力構造を大幅に変えることを提案し、議会や作業グループで改正案の内容が議論されています。
作業グループのハブリエワ共同議長は30日、憲法の前文で、第2次世界大戦の戦勝国としての役割を明記するよう検討していると明らかにしました。
プーチン大統領は、第2次世界大戦に勝利してからことしで75年を迎えることから、5月に各国の首脳を招いて軍事パレードを予定しているほか、国連安保理の常任理事国5か国による首脳会議の開催を提案していて戦勝国の立場を強調しています。
戦勝国としての役割が憲法に明記されれば、今後、ロシアの政策に具体的に反映され、外交姿勢が強まる可能性もあります。
なかでも、日本との平和条約交渉で、ロシアは戦勝国の立場から北方領土がロシア領になったことを認めるよう求めているだけに、憲法の改正が日本との交渉にも影響を与えることになるのか注目されます。
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