https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

■

２

民主党の候補者選びは10日、６つの州で予備選挙などが行われ、中道派のバイデン氏がミシガン州など４州で勝利したのに対し、左派のサンダース氏はノースダコタ州で勝利しました。

また、ワシントン州では今も開票作業が続いていて、サンダース氏とバイデン氏の接戦となっています。

アメリカのＡＢＣテレビによりますと、これまでに獲得した代議員の数はバイデン氏が807人、サンダース氏が665人で、バイデン氏が差を広げ、指名獲得に向けて大きく前進しました。

バイデン氏は10日夜、「今回の選挙にはアメリカの民主主義がかかっている。私がこの国を取り戻す」と述べ、トランプ大統領との対決姿勢を鮮明にしました。

一方、サンダース氏は11日、記者会見し、トランプ大統領に勝てる候補者としてバイデン氏が高齢者を中心に支持を集め勢いに乗っていることを認める一方、「われわれは引き続き大勢の若者たちの支持を得ている」と述べ、国の将来を担う若者たちの支持こそ重要だと強調しました。

サンダース氏は、バイデン氏との直接対決となる今週末のテレビ討論会で、経済格差の問題などで主張の違いを明らかにすることで巻き返しを図るねらいで、来週、人口の多いフロリダ州やオハイオ州などの４つの州で行われる予備選挙が大きな山場となります。

予備選挙の投票から一夜明けた11日、サンダース上院議員は地元バーモント州で記者会見し「昨夜はわれわれの選挙活動にとって、明らかによくない結果だった」と述べ、バイデン氏にリードを許した前日の結果を振り返りました。

一方で「出口調査などの結果からは、アメリカの人たちがわれわれの政策を支持し、この国の不平等な現状を懸念していることが分かる。バイデン氏は高齢者からは人気があるが、私たちの活動はより若い世代に幅広く広い支持されている」と述べ、自分こそが若者から強い支持を得ていると訴えました。

そしてサンダース氏は、社会的弱者を救うためにいったいどのような政策を示せるのかとバイデン氏に問いかけ、「トランプ大統領を倒すために私は全力を尽くす。今後の討論会でバイデン氏と私とどちらが候補者としてふさわしいかを示していく」と述べ、15日のテレビ討論会で巻き返しを図る決意を示しました。

この屋外展望台「エッジ」は、マンハッタンの西に新たに建設された地上101階建てのビルの100階部分にあり、鳥のくちばしのような形の巨大なバルコニーとなっています。

11日、オープニングのセレモニーが行われたあと、一般に公開されました。

展望台の高さは345メートルと、東京タワーの先端を超える高さで、屋外展望台としては西半球一高いということです。

展望台からはマンハッタンをほぼ一望でき、エンパイア・ステート・ビルや、同時多発テロで崩壊した世界貿易センタービルの跡地に立つワン・ワールド・トレードセンターなどを見ることができます。

訪れた大勢の市民や観光客は、歓声を上げながら雄大な景色を楽しんでいました。

展望台の管理会社の責任者は、新型コロナウイルスの感染者が増えていることを受け、施設の消毒回数を増やすなど対策を取っているとしたうえで、「今まで見たことのないニューヨークの景色を安心して楽しんでほしい」と話していました。

ワシントンのバウザー市長は11日、記者会見を開き、「非常事態と、公衆衛生上の緊急事態を宣言する」と述べ、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため非常事態宣言を出しました。

これによって当局は、緊急の予算措置がとれるほか、感染の疑いがある人を強制的に隔離したり、医薬品などの価格をつり上げる行為を規制したりできるということです。

またバウザー市長は、参加者が1000人を上回るような大規模な集会や会議を今月いっぱい見合わせるよう呼びかけたほか、多くの人が集まる文化的な催しについても中止や延期を検討するよう求めました。

さらに公立の学校では、休校の措置をとる場合に備えて遠隔で授業を行うために準備を進めることも明らかにしました。

ワシントンではすでにシンクタンクの講演会などイベントの中止が相次いでいますが、今回の非常事態宣言を受けて市民生活への影響が広がることになりそうです。

この措置を受けてワシントンでは100年以上前に日本から贈られた桜にちなんで行われる恒例の全米桜祭りの一部の催しの中止や延期を決めました。

また、祭りの開会式を一般の参加者を招かずに行うことを検討しているほか、来月以降の関連の催しも開催の是非を検討しているということです。

#黒服

アメリカＣＤＣ＝疾病対策センターのまとめによりますと、10日午後４時現在、全米の感染者の数は前の日から、およそ300人増えて938人となり、29人が亡くなりました。

感染者が確認されたのは首都ワシントンと38の州で、最も多いのが
▽西部ワシントン州で267人、次いで
▽ニューヨーク州が173人、
▽カリフォルニア州が152人となっています。

これらの州では、ヒトからヒトへの継続的な感染が起きているとされ、新たに中西部のミシガン州や、サウスダコタ州でも感染者が確認されています。

新型コロナウイルスの対策を率いているＮＩＨ＝アメリカ国立衛生研究所のアンソニー・ファウチ博士は11日、議会下院の委員会で「状況はさらに悪くなる」と述べて、感染者は今後さらに増えるという見通しを示しています。

この事態を受けて各地の自治体は対策を急いでいて、首都ワシントンと16の州が非常事態を宣言しています。

このうちニューヨーク州では、自治体に専用の窓口を設け、せきや熱の症状のある人が、ほかの人との接触を避けて電話で相談できるようにしたほか、ワシントン州やコロラド州では、車に乗ったまま検査を受けられる臨時の検査所を設置して態勢を強化しています。

一方で検査用の薬品が不足し始めていて、専門家からは、十分な検査ができなくなることへの懸念の声もあがっています。

トランプ大統領は「これは金融危機ではない」と述べ、経済的な影響を抑えるために中小企業向けの新たな金融支援策などを導入したい考えを明らかにしました。

トランプ大統領は現地時間の11日夜、日本時間の12日午前、大統領執務室からテレビ演説を行いました。

この中では「現代史において外国のウイルスに対抗する最も攻撃的かつ包括的な取り組みだ」と述べたうえで、中国からの渡航制限を行うなど初期段階から適切に対処してきたと強調しました。

そして「ヨーロッパからの入国を30日間にわたって停止する」と述べて、感染が拡大しているヨーロッパからの入国を現地時間の13日から停止し、水際対策を強化する考えを明らかにしました。ただし、イギリスは、含まないとしています。

また、記録的な株価の乱高下が続くなど金融市場が動揺していることを念頭に「これは金融危機ではない。われわれが国家として、そして、世界として共に乗り越えなければならない瞬間にすぎない」と主張しました。

そのうえで新型コロナウイルスで影響を受けた中小企業向けに低利の融資を提供するため、500億ドル、日本円で５兆2000億円規模の新たな支援策を導入したい考えを明らかにしました。

アメリカでは感染の拡大に歯止めがかからず、首都ワシントンや全米各地の州で非常事態宣言が出され、マスクが品薄になるなど、国民の間で急速に不安が広がっています。

トランプ大統領としては歴代の大統領が重要な政策などを説明する際に使用してきた大統領執務室からテレビ演説を行うことで、新型コロナウイルスの感染の広がりに、適切に対応していると強調し、国民と市場の動揺を抑えるとともに、今後の政権運営やさらにはことし11月の大統領選挙に影響が及ぶことをさけたいねらいがあるものと見られます。

トランプ大統領は演説でヨーロッパからの入国停止を明らかにした際、人だけでなく物資の輸入も禁じると受け止められる発言をしましたが、その後、ツイッターに「貿易はヨーロッパからの30日間の入国制限措置の影響は受けない。この措置は人を停止させるもので物資ではない」と書き込み、物資の輸入は対象とはならないことを強調しました。

ホワイトハウスやアメリカ国土安全保障省によりますと、アメリカへの入国を停止するのは、ＥＵ加盟国を中心に人とモノの自由な移動を認めた「シェンゲン協定」に加盟する26か国を、アメリカ入国の14日前までに訪れた外国人です。アメリカ国民とその家族は含まれないということです。

この措置が始まるのは、アメリカ東部時間の13日午後11時59分、日本時間の14日の午後０時59分以降で、対象となる26か国は、アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、それに、ルクセンブルクです。

ＥＵ＝ヨーロッパ連合の統計局によりますと、ＥＵの27の加盟国から去年３月の１か月間に航空機でアメリカに渡航した人の数は、合わせて152万人以上に上り、ここ数年、毎年増加の傾向にありました。

このうち最も多かったのが、ドイツからの渡航者でおよそ40万人、次いでフランスがおよそ30万人、オランダが22万人でした。

映画の撮影のためにオーストラリアを訪れている俳優のトム・ハンクスさん（63）は12日、インスタグラムを通じて、みずからと妻が新型コロナウイルスに感染したことを公表しました。

この中で、ハンクスさんは「かぜをひいたようで少しだるく、体に痛みを感じた。正しいことをするため、いま世界で求められているとおり、ウイルス検査を受けて、陽性であることがわかった」としています。

新型コロナウイルスは、高齢者のほか心臓の病気や糖尿病などがある人で重症化しやすいことがわかっていて、ハンクスさんは食生活など生活習慣が原因の「２型糖尿病」であることを公表しています。

地元メディアによりますと、ハンクスさんはエルビス・プレスリーの伝記映画の制作のため東部ゴールドコーストを訪れていて、現地の病院に入院しているということです。

ツイッターには「早い回復を願っています」「２人のために祈っています」といったファンからのコメントが寄せられています。

https://twitter.com/NHKWORLD_News/status/1237947694246555648

#黒服

#黒うさぎ

#黒服