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韓国の首都ソウルにある日本大使館の周辺では、28年前から毎週水曜日に、日本政府に謝罪と賠償を求める抗議集会が開かれていて、主催する支援団体は、2011年に1000回目の集会を記念して慰安婦問題を象徴する少女像の設置を強行したことで知られています。

この団体と長年行動を共にしてきた元慰安婦のイ・ヨンス(李容洙)さん(91)は、7日、抗議集会について、隣国への憎しみを植えつけているとして、今後開催しないよう求め、みずからも参加しない意向を示しました。

さらにイさんは、▽この団体が学生たちから集めた寄付金の使いみちが不透明だと主張するとともに、▽団体を率いてきたユン・ミヒャン(尹美香)氏が、先月の総選挙で与党候補として初当選し政界に進出したことにも不満を示しました。

これに対し団体側は、韓国の通信社、連合ニュースの取材に対し、「一緒に活動する中で誤解が生じた可能性もある」としていますが、慰安婦問題の当事者が支援活動を批判するのは異例で、波紋を広げそうです。

韓国の世論調査機関「韓国ギャラップ」は7日までの2日間、およそ1000人を対象に行った世論調査の結果を8日に発表しました。

それによりますと、ムン・ジェイン大統領を「支持する」と答えた人は、先週より7ポイント上がって71%となりました。

ムン大統領の支持率は2週間前に60%台を回復したばかりで、70%台まで上昇したのは、おととし7月以来、1年10か月ぶりです。

一方「支持しない」と答えた人は、先週より5ポイント下がって21%でした。

支持する理由としては、半分以上の人が新型コロナウイルスへの対応をあげていて、PCR検査の徹底などで、1日当たりの新たな感染者が10人前後にまで減少したことが引き続き高く評価されています。

ムン大統領は10日に就任から、まる3年になるのに合わせて、国民向けの演説を行う予定です。

演説では、新型コロナウイルス対策の成果を強調したうえで、国内経済への影響をできるかぎり抑える考えを示すとともに、残る2年の任期中に、北朝鮮との関係改善に向けて全力を挙げる姿勢をアピールするとみられます。

韓国のムン・ジェイン文在寅)大統領の側近だったチョ・グク被告は、娘が大学院から受け取った奨学金は前法相への賄賂にあたるとして収賄の罪に問われているほか、大統領府で首席秘書官を務めていた時に、収賄疑惑の内部監察を不正に打ち切ったとして、職権乱用の罪などに問われています。

裁判はことし3月に始まり、準備手続きが進められていましたが、8日から本格的な審理が始まり、チョ前法相が初めて裁判に出席しました。

裁判を前にチョ前法相は、記者団に対して「検察がわい曲、誇張した疑いについて、事実にもとづいて一つ一つ反論していく。長い時間がかかると思うが戦っていく」と述べ、争う姿勢を示しました。

8日の裁判では、内部監察を不正に打ち切ったかどうかをめぐって審理が行われ、チョ前法相側は起訴された内容を否認しました。

先月の総選挙では、ムン政権を支える与党が圧勝しましたが、裁判で、チョ前法相に有罪判決が言い渡されれば、ムン大統領の政権運営に影響を及ぼすことも予想され、裁判の行方が注目されています。

韓国政府は、ナイトクラブなど遊興施設には営業の中断を求めていましたが、新たに確認される新型コロナウイルスの感染者が減少傾向になったため先月20日から制限を緩和し、営業する場合は店内の換気や消毒など対策を徹底するよう求めていました。

こうした中、韓国の保健福祉省は8日、連休期間にあたる今月2日未明にソウル市内の繁華街、イテウォン(梨泰院)にあるナイトクラブを訪れた12人が集団感染したと発表しました。

保健福祉省によりますと、6日感染が確認された20代の男性について、連休中の行動を確認したところ、ナイトクラブを訪れていたことが判明したということで、保健福祉省はこの男性から12人に感染したとみています。

また、この20代の男性は、ナイトクラブでマスクをつけておらず、この日、店には1500人余りの客が訪れたということで、韓国メディアは感染者がさらに増えるおそれがあると伝えています。

韓国政府は、感染拡大を防ぐために設けていた制限を徐々に緩和していますが、国民の「緩み」も指摘されていて、引き続き対策を徹底するよう呼びかけています。

北朝鮮人民武力省の報道官は、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」などを通じて8日朝に談話を発表し、韓国が6日、朝鮮半島西側の黄海上で軍事演習を行い、空軍の戦闘機20機余りと海軍の高速艇などが参加したとしています。

これについて談話は、軍事的緊張の緩和を目指すとした、おととしの南北合意に逆行するものだと主張し「絶対に見過ごせない挑発で、われわれは必要な反応をしなければならない状況だ」と反発しました。

韓国と北朝鮮の間では、今月3日、軍事境界線にある韓国軍の監視所が、北朝鮮側から銃撃を受け、韓国側が20発余りの警告射撃を行いました。

韓国軍は説明を求める通知文を送りましたが、北朝鮮これまでのところ立場を表明していません。

8日付けの朝鮮労働党機関紙、「労働新聞」は、キム・ジョンウン委員長が、中国の習近平国家主席に親書を送ったと、1面で伝えました。

この中でキム委員長は、新型コロナウイルスについて「習主席が中国の党と人民を指導し、前代未聞の伝染病との戦争で勝機をつかみ、全般的な局面を戦略的に管理している。自分のことのようにうれしく思う」などとして中国をたたえたということです。

そのうえで、「両国の関係は日増しに緊密になっており、さらに健全に発展している」として、中朝の友好関係を強調したと伝えています。

北朝鮮は、新型コロナウイルスの感染者は1人もいないとしていますが、ウイルスの流入を防ぐために中国との間を結ぶ列車や航空便を停止する措置を3か月あまりにわたり続ける中、物流が滞り、中朝間の貿易が大幅に落ち込んでいます。

北朝鮮としては経済的な影響を受ける中で、最大の支援国である中国からの医療品や食料などの援助に期待を寄せているものとみられます

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