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イギリスでは、新型コロナウイルスの感染のピークは過ぎたものの、感染者数は連日、1000人を上回り、死亡する人も1日に100人を超えています。

イギリスの保健当局が5日、発表したところによりますと、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が4万人を超えました。死者が4万人を超えたのは、アメリカに次いで2か国目です。

イギリス政府は感染の状況を見極めながら、厳しいウイルス対策の段階的な緩和を進めていて、今月中旬からは商店の多くが再開し、来月にはパブなどを含む飲食店も営業を再開する見通しです。

一方で、経済活動が再開すると、感染が再び広がるリスクも高まることから、政府は今後、公共交通機関を利用する際にはマスクなどの着用を義務づけるほか、ウイルスが国外から持ち込まれることを防ぐため、今月8日からは入国した人に対し、14日間の隔離を義務づけることを明らかにしています。

イギリスとEUは、自由貿易協定など将来の関係をめぐる交渉を5日までの4日間、テレビ会議の形で行いました。

これまでの交渉ではイギリスの水域での漁業権の取り扱いや、公正な競争を確保するため、企業の労働条件などをEUの基準にあわせるかどうかなどをめぐって双方の主張は大きく隔たっています。

交渉後の記者会見でEUのバルニエ首席交渉官は「大きな進展はなかった」と述べ、依然、溝が深いことを明らかにしました。

一方、イギリスのフロスト首席交渉官は「進展は限られているが、今後も交渉の成功に向けて取り組んでいく」とコメントしました。

イギリスのジョンソン首相はEUのフォンデアライエン委員長と今月中旬にも会談を行い、事態の打開を目指す見通しです。

交渉期間は年末までで、双方が今月中に合意すれば延長できますが、イギリスは延長しない考えを強調しています。自由貿易協定を結べなければ、来年1月からは双方の間で関税がかかり、新型コロナウイルスの感染拡大で深刻な影響が広がるヨーロッパ経済にとってさらなる打撃となるおそれも指摘されています。

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