【コロナ機に企業を地方に移転せよ】
— BLOGOS (@ld_blogos) 2020年6月15日
"オフィスの賃料が高く、従業員に「痛勤」を強いた上にウサギ小屋みたいな住居相応の給与しか支払えず、さらにはコロナの恐怖に晒してしまう首都圏に、企業が本社機能を構える積極的理由がどこにあるのだろうか。"https://t.co/kfBPm7BbKp
何故、過去から現在に至るまで、東京への一極集中が生じたのか。理由は簡単である。仕事が豊富にあったから。人が集まったから、ついでに利便性も増した。教育、医療、金融、美術館などの文化だろうか。
これらの理由は、インターネットとコロナによって破壊されつつある。数年後が楽しみとさえ思えるほどに、首都圏の優位性が消滅し、むしろ劣位に立ちつつある。
仕事が豊富にあるとの理由は、在宅勤務によって影が薄くなりつつある。どこに住んでいても仕事ができるようになった。とくに、知的能力や独創力が必要な仕事に、首都圏は不必要である。むしろ、首都圏の超の付く狭い空間は、独創力には毒かもしれない。
そもそも、企業の本社機能が都市部にある必然性もない。かつてのように、官公庁の指導と保護を受け、さらには優先的な地位を与えられることにより、有利な事業展開が可能だった時代ならいざ知らず、今はそんな時代でない。