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これはロシアのプーチン大統領が21日放送された国営テレビの番組で述べたものです。

この中でプーチン大統領は、通算5期目の立候補を可能にする憲法改正案が来月1日に行われる全国投票で承認された場合、4年後の2024年に行われる次の大統領選挙に「立候補する可能性を排除しない」と述べました。

憲法が改正された場合の立候補の可能性について、大統領自身が言及したのはこれが初めてです。

ただプーチン大統領は一方で、「まだ決定したわけではない」と述べたほか、「政権がやるべきことは仕事であって、後継者探しではない」とも語り、今回の発言には、国民の反応をうかがうねらいもあるものとみられます。

プーチン大統領は現在通算4期目で、憲法が改正されれば、2024年に任期を終えたあと再び大統領選挙に立候補し、最長で2036年まで続投することが可能になります。

憲法の改正案はすでに議会での承認手続きを終えていて、来月1日の全国投票で過半数の賛成を得れば、憲法は改正される見通しです。

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