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イギリスでは、ことし3月下旬からパブなどの飲食店が営業を停止していましたが、感染が落ち着きつつあるとして、首都ロンドンがあるイングランドで、4日、営業を再開しました。

ロンドン近郊にあるパブには、昼すぎから客が訪れ、距離をとりながら、ビールや友人との会話を楽しんでいました。

このパブでは、店内を一方通行にしたり、テーブルの間隔を1メートルあけたりする対策をとったほか、オンラインの注文システムを導入しました。

また、感染者が確認された場合に接触した人に連絡できるよう、利用客の電話番号などを確認しています。

訪れた人たちは、「再開してうれしい。距離をとるのは仕方がない」とか、「パブは地域の交流の場なので大切だ」などと話していました。

パブの共同経営者のアンドルー・メレディスさんは、「準備は十分にした。利用客は戻ってきてくれると思う」と話していました。

ただ、イギリス中部のレスターでは再び感染が広がり、パブなど飲食店の再開が先送りされるなど、制限が強化されました。

パブの業界団体のエマ・マクラーキン会長は、「利用客、そしてスタッフの安全を確保するとともに、イギリスのパブビジネスを守っていきたい」と話しています。

イギリスのパブの業界団体のエマ・マクラーキン会長は、今後の最大の課題は、どのように感染対策と経営の両立を果たすかだと指摘しました。

マクラーキン会長は、「店内で、十分な距離をとってテーブルを並べると採算がみこめなくなるため、営業再開に踏み切れない店もある」としています。

イギリス国内には、約4万7000軒のパブがありますが、今後の状況次第では、最悪の場合、25%程度が閉店に追い込まれる可能性があるということです。

マクラーキン会長は、「パブの再開を心待ちにしている人は多いが、感染を心配する人もいる。政府のガイダンスにそって、利用客、そして店員の安全を確保する努力を続けなくてはならない」と話していました。

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