昔は高橋洋一も財政タカ派で「財政政策はきかないからリフレが必要だ」という話だったのに、リフレがきかないとわかると財政バラマキに転じた。 https://t.co/QOF6pAmX4F
— 池田信夫 (@ikedanob) 2020年8月29日
第2次安倍内閣の初期まで、リフレ派は財政赤字に反対していた(黒田さんは今でも財政タカ派)。リフレが失敗してから「反消費税」が出てきて、それに理屈をつけたのがMMT。どれも大学では教えない「野良経済学」だが、無学な政治家にもわかるのが取り柄。
— 池田信夫 (@ikedanob) August 29, 2020
リフレは、元々、緊縮財政とセットの政策。
財政を緊縮する代わりに金融を緩和するというもの。
インフレ目標なんてみんな忘れただろうが、最近注目されているのは金利目標。FRBのパウエルも実質的に金利目標に移行するということだろう。こっちは理論的根拠がある。 https://t.co/wSxuObAi2e
— 池田信夫 (@ikedanob) August 29, 2020
アベノミクスの失敗の原因は、安倍政権に学力がなかったこと。安倍さんがネトウヨやリフレ派を信じたのはしょうがないが、今井補佐官を初めとする経産省の官邸官僚も、どマクロ経済学のバラマキしか知らなかった。
#アベノミクス とは何だったのか(4) #人件費 を圧縮したので、#企業利益 が増加した。#利益剰余金 (よく内部留保といわれる)は2012年の250兆円が、18年には450兆円を超えた。しかし、使い途がないので、#現金・預金 の保有を増やした。残高は、150兆円が200兆円程度に増加。
— 野口悠紀雄 (@yukionoguchi10) 2020年8月29日
アベノミクスとは何だったのか(5) 企業利益の増加で #株価 が上昇し、年金積立金と #日銀のETF購入 がこれを支えた。ETFを購入している中央銀行は日銀だけ。
— 野口悠紀雄 (@yukionoguchi10) 2020年8月29日
#アベノミクス とは何だったか(6) #日銀 は、国債を年80兆円程度買い上げるとしていたが、購入額は2017年頃をピークに減少し、19年末には12-15兆円程度に縮小している。つまり、#異次元金融緩和の量的緩和は、すでにひっそりと終了している。
— 野口悠紀雄 (@yukionoguchi10) 2020年8月29日
アベノミクスとは何だったのか(11) アベノミクスの期間での企業売上高は、8.4%増。あまり高い伸びではないが、人件費伸びを4.9%に抑えられたので、営業利益は約40%増加した。
— 野口悠紀雄 (@yukionoguchi10) 2020年8月29日
#アベノミクス とは何だったのか(14) #生産性 を向上させることなく、#非正規の低賃金労働 に依存して #企業利益 を増やし、#株価 を上げた。負の遺産として、低生産性が放置され、労働市場が不安定化した。
— 野口悠紀雄 (@yukionoguchi10) 2020年8月30日
#アベノミクス#リフレ#金融政策